内容説明
「気持ちがふっと軽くなります」「相談と、鴻上さんの回答を読んで、心と頭が整理されました」など、鴻上尚史さんの、相談者の身に寄りそった実践可能なアドバイスが毎回大好評。PR誌「一冊の本」、AERA dot. 連載の書籍化第6弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
26
どうしても他人の子と比べてしまう時は、今の自分が疲れていて、自分自身を認めれていないのかも。今の自分が楽しんでしまえばいいのかな。自分の人生は自分で決めていい。2025/07/16
らなん
16
鴻上さん7冊目。2025年。シリーズ第6弾。今回も、宗教、子育て、親、結婚相手、仕事など様々な悩みに回答されていて、それがとてもわかりやすく、納得もできる。この回答を読まれて、質問者の方々は今はどうされているのかなと思いながら読んでいました。2025/04/01
スリカータ
13
鴻上尚史さんの相談本が出ると必ず読んでいる。今回も優しい回答。彼氏が出来てハッピーな娘に嫉妬する母親への回答が「推しを作れ」。実に名回答だと思う。母は母でワクワクドキドキ、キュンキュンすれば、娘に嫉妬してる場合じゃない。子供が癌に侵され余命一年の宣告を受けた父親への回答も、ただひたすら寄り添う言葉が連ねられていた。話を聞いて受け止められたことで、相談者さんの心が少しでも軽くなりますように。2025/04/12
★なおぴんコ★
8
図書館本。新刊が出るのを毎回楽しみにしているシリーズの1つです。今回も相談者のお悩みに鴻上節が光る。ブレない考え方と、優しく時には切り返すような厳しさで相談を包み込む。短気な人へのメンタルコントロールの仕方や、演劇関係の仕事をしたい大学生への回答や容姿にコンプレックスを持つJKへの励ましが心に残る。毎回、気持ちが癒やされます。あとがきで、ネットでの閲覧数は伸びるのに本が売れないって悲しむ鴻上さん。ゴメン、私も図書館本派😅😅😅2025/04/24
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
8
今回の相談で一番印象に残ったのは「内面の差別意識は、これはもうどうしようもない。表に出さなければセーフ」という答え。/微妙に気になったのは、相談者の「つまらない人間」というペンネームをあんまりだと言い、言い換えていたのに、「塵芥滓」氏はずっと「塵芥滓さん」と呼んでいること…。2025/04/13