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内容説明
降り積もる時間の中、生まれたはじめてたち――。 かつて秘密の関係だった諏訪内(すわない)さん。彼の演奏会に行くか悩んだ与(くみ)は―。 旅行先で喧嘩。洋子は長年連れ添ったパパの気持ちがわからなくなって…。 数十年分の思い出が枷になって断捨離が進まない、侑子。 璃世は結婚に前向きになれない…。それは両親に抱き続けてきた、とある想いが…? “はじめて”をめぐるシリーズ連載、第9巻。≪クリスマス編≫完結&新たな物語収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
33
妹から借りて読了。どのお話も好き‼️妹へ返す前にきっと何回も読み直すことでしょう😁2025/01/16
ぐうぐう
23
改めて、谷口史子の絵のうまさに感動する。特に横顔(正確には斜め横の顔) のうまさと言ったら! 鼻の滑らかなライン、少し開いた唇は立体感を覚えさせ、一人一人のキャラクターが生きていることを実感するのだ。だから、47話の一番最高潮の場面に言葉はいらない。横顔で谷川史子は語る。どれほどの気の利いたセリフよりもその横顔は、気持ちを伝えているのだ。2025/01/05
まりもん
12
与が諏訪内さんのコンサートに行って演奏を聴いたけど途中退場。でも区切りがついたのかな。もし最後まで居て諏訪内さんのコメントと演奏を聴いたら何か違ったにかな?2024/12/25
DAIKI@ゆっくり読書中
10
三人娘のクリスマス編、ようやく完結。谷川作品は結構な数を読んできたけど、こんなにも話を引っ張ったのは珍しいかもしれない。クリスマスをきっかけに、皆が新たな一歩を踏み出せて良かった。加筆頁?(56〜57頁)の、クリスマスツリーをバックに、背中合わせで恋人を待つ北別府さんと香菜のコマがすごく好き。博物館に勤める北別府さんと、博物館とお仕事で関わりがある鳥野とお付き合いしてる香菜。お互い認識してないのにどこかでゆるく繋がってて、もしかしたらすれ違った事もある2人が並んでるのが、何だか良いなぁ〜と思うのです……。2025/06/12
★なおぴんコ★
10
クリスマス編完結。ちょうどクリスマスに読んだので、より感動が大きかったです。温かい気持ちになりました。前巻からの与ちゃんの話も結末。ずっと蓋をしてきた諏訪内さんへの思いに区切りをつけられてホッとしました〜。 他に新たな3人のお話。夫婦のお話やアラフォーの複雑な思いのお話と少し読者の年齢層が上がったようなお話になっていました。断捨離は、大事にとって置きたい気持ちも分かるけど、私は今は物を捨てられるようになったので、「侑子がんばれー!物をとって置かなくても大丈夫だよ!」って思ってしまいました。2025/01/13