内容説明
「一歩前に進めるようになりました」「人生相談が嫌いだった私も相談したくなった!」「いただいた言葉を何度も読み返しています」などなど、鴻上尚史さんの安定の“回答力”が大好評。AERA dot.、PR誌「一冊の本」連載の書籍化第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
112
人生相談を読者からつのり、それに対して鴻上さんが答えるというものです。このような本は読まないのですが、鴻上さんの語り口が楽しく読んでしまいました。結構深刻な感じの相談もあるのですが、鴻上さんはご自分の経験などを交えたりしてうまく回答してそんなに深刻にはならない気がします。2025/01/25
akihiko810/アカウント移行中
41
鴻上氏による人生相談第五弾。息苦しい「世間」と対峙するための知恵。印象度B+ 「ほがらか」といいながら、シビアな人生相談が並ぶこのシリーズも第5弾。 鴻上の回答は、いつもと同じくシンプルで、「世間に迎合して潰されるのはやめよう」というもので、「回答」としては既視感が強いのだが、人の悩みは尽きないし、変わらないね(苦笑) 面白かった相談は、「入れ込んだ風俗嬢に2百万円だまし取られた」というもの。世間的にはたまにある話だろうが、本人にしたら、どうしたものか、という話だろう 2025/06/18
れっつ
39
『空気を読んでも従わない』という著者の新書に出会ってから、鴻上尚史さんには一定の信頼感がある。且つ、ゆるくて明るい装画に惹かれ手に取った。このシリーズ、本書で5作目だそう。正直で優しく丁寧に言葉を尽くす著者のアドバイスを読んでいると、段々と相談内容を読んでいる段階で解答の予想がつくようになる。悩みの渦中にいると分からず見えない事柄を、他人事として俯瞰して見ると、案外自分を振り返ることができる。「悩んでなんとかなることと、ならないことを区別する」だけでも進歩があるなあ。"いつも心に鴻上尚史"で行こう(笑)。2024/02/23
nonpono
38
中学、高校で演劇部だったわたしは、当時、お芝居ばかり見ていた。最後までチケットが取れなかったのは、三谷幸喜と美輪明宏。鬼電して当日券取れたのは鴻上尚史の第三舞台。そんな鴻上さんの人生相談。ソフトなんだが核心を突いていて面白い。「人生の最大の敵は、無気力でも夢がないことでもなく、退屈することだと思っているんです。「人生はしょせん、暇つぶし」。なんだか、その肩肘を張らないスタンスがいいな。わたしも暇つぶしの為に、本の海に溺れ、旅の風に吹かれていたい。そして、たまに穏やかな恋の凪に身を任せたい。なんてね 笑。2024/01/28
しのさー
26
鴻上さんのアドバイスの中に「自分で自分にダメだと言うほうが他人に言われるよりはるかに優しい。「お前はダメだ」と言われるより「私はダメだ」と自分で先に言うほうが傷は浅い。自己嫌悪は自己に優しい」とありガツンと衝撃を受けた 毎回、様々な気づきが得られていいのだが、すぐ記憶が薄れてしまうのでまた読み返したい2024/03/23
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