内容説明
日本橋で骨董商を営む佐久良屋に訳あって武家から嫁いだおるうは、若おかみとして奮闘していた。徐々に心を開きつつある、夫の燕七と共に銘茶問屋を訪れると、夜中に猫の声で鳴き始める、いわくつきの三味線を預かることになる。佐久良屋でも不気味がられる三味線の謎を解き明かすため、読売屋の不二之助に助けを求める。佐久良屋で起きる事件を通じて心を通わせていく、二人の結婚の秘密が明かされる、江戸のときめき恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
57
ついに2人の想いがしっかりと伝わった気がします。これで終わってもおかしくない感じだけど、終わりじゃないですよね??続きが読みたいです。2025/04/07
なみ
9
骨董商を営む佐久良屋に嫁いだおるうと、その夫、燕七との恋愛時代小説。 1巻よりもグッとふたりの距離が近づいていて、ドキドキさせられました。 後半の2話の、燕七の弟、柳造と刀の話が面白かったです。 柳造の魅力がたくさん伝わってきました。 普段はツンツンしてるのに、刀の話になるとギャップ出してくるのずるい! ラストもナイスサポートでした!2025/04/07
冬野
5
契約結婚で両片想いな江戸の恋物語第二弾。印象的な場面が多く満足度が高かった。特に屋根の上でおるうと燕七が二人きりで花火を見るシーンが好き。湯浴みの音で想像が逞しくなる場面では、江戸も現代も人間はそんなに変わってないのかな、と親近感を覚えた。徐々に雰囲気がきな臭くなり、終盤のチャンバラシーンは作者さんの真骨頂といったところでしょうか。柳造の刀剣へのひたむきな思いに(それまであまり印象が良くなかったのも作用して)ぐっと来た。二巻で綺麗に一区切りついているので時代小説を読んだことのない方にもおすすめ。星:5/52025/03/23
まゆこ
4
★★★☆☆2025/05/19
蕭白
4
良かったです。2025/03/29
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