西郷隆盛〈上〉維新への道

著者名：小前亮【作】/遠田志帆【装画】

小峰書店（2025/01発売）

• ISBN：9784338314015

内容説明

薩摩藩の下級武士の家に生まれた西郷隆盛は、島津斉彬らの影響を受け、次第に天下に目を向けるようになる。禁門の変を経て、藩の要職についた西郷は、宿敵長州との同盟を果たす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kiyoboo]

ＮＨＫ大河ドラマで話題の「西郷隆盛」を読んでみた。児童書だけあって読みやすく、楽しく読めた。下級武士の西郷が斉彬に連れられ江戸詰めとなる。聞き上手で裏表のない西郷は江戸では思想家に話を聞いたり、他藩の武士とも交流を持つ。勝海舟や坂本龍馬、桂小五郎などにも会う。身体も心も大きい西郷は受け入れられ、薩長同盟は成立する。藩を代表する振る舞いに薩摩の藩主はおもしろくない。このあたりの調整がむずかしいが、激動の時代の舵取りをしていくあたりで上巻は終わる。初読みの作家さんだが大変よかった。

2018/02/20

[あお]

読書感想分の課題図書。歴史の流れをつかむ本を読んだあとだったので、頭に入ってきやすかった。敬愛天人がここからきてるのか。

2018/06/08

[ミヤ]

「薩摩藩は、長州藩に同盟を申し込みます。」この時の西郷に感動した。

2018/01/08

[まめもやし3]

時々頑固で的外れな時もあったんだ。人の話をじっくり聞く男。

2017/11/12

[りんこ]

初読。

2018/11/02