内容説明
倒幕にむけて共に力を尽くした、盟友大久保利通との間にきれつが生じていく。征韓論争を機に野に下った西郷は、政府軍を相手に西南戦争を戦い、城山にて四十九歳の生涯を閉じる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiyoboo
20
討幕の仕上げをする西郷。西郷のためなら死を賭して戦う者たちが集まる。しかし、新政府の政策には興味がなく「良い国を作ってくれよ」という姿勢を崩さない。薩摩藩主との会話で「例えば家づくりで言うと建てるだけなら私は出来ます。ですが、内装を・・」のくだりがある。それぞれのスキルがあり、交渉術に長けているものが政策を決めていく。そこに西郷の居場所はなかったか?「西南戦争」も西郷主導のものだったかと思っていたが、担がれていたと書かれている。確かに担ぎ甲斐のある人物だったんだと思う。児童書にしては感動大作だった。2018/02/26
まめもやし3
0
ラストはとても残念。大久保どんともう少し話すことができればこんな最後にはならなかったのでは。惜しい人を亡くした。2017/11/14
りんこ
0
初読。2018/11/10
カペリン
0
大河の「西郷どん」が面白く、ただ西郷隆盛ってヒトがいまいちわかってなかったので、取り敢えず伝記的なものを!と図書館の児童書コーナーで見つけました。 児童書らしく、非常にわかり易く読めた分、感情移入は余り…的な感じでした。 ただし西郷さんが義に生きた人間であったこと、多くの人々に愛されてることは理解できた気がします。 没後の、まわりの人達の人生も丁寧に書かれており、西郷さんの入門書としては、ピッタリです。2018/04/04
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