内容説明
目黒富士を巡る隣人との諍いで、近藤重蔵の息子である富蔵が人を殺めてしまったことに友として胸を痛める将太だが、自身も大きな岐路に立っていた。北方探索で体を傷めた松島小市郎からの意外な申し出。それを受けて間宮林蔵のもとで隠密の任に就くなら、理世と一緒になれるかもしれない。だがその場合は、事情を打ち明けることなく、皆と直ちに別れることになる――今宵七夕の織姫と彦星をともに見ながらぐっと言葉を む将太。待っていてくれ、理世。今はただ星に願いを。大好評シリーズ待望の最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽろん
26
シリーズ6巻。物語も大詰め。遂に将太に転機が訪れて、決断。理世に伝わらないまま動いたのが、ちょっと残念ではあるけれど、楽しみは次巻へ。2025/06/01
なみ
10
切ない失恋や決別など、ややビターな話が多いシリーズ6作目。 これまでと同様、それぞれのキャラクターの成長が感じられ、楽しく読めました。 朱之進さんと留以さんが素敵すぎてずっと見ていたいですね……。 第四話で、七夕の夜に大きな決断をした将太の姿に胸を打たれました。 次の巻からどういう展開になるのか気になりすぎる!2025/01/23
まゆこ
3
★★★☆☆2025/05/28
遠宮にけ❤️nilce
0
思い詰めた富蔵。「父のため」と自分に言い聞かせるように刀を振るうのが痛ましい。将太と父との関係、家族への視線は、もはや幼い頃とは違っている。傷ついた過去は過去として、現在の姿をそのまま見ることができてきている。朱之進、富蔵、将太。父や家族との関係に苦しんだ三者、それぞれ違った結果を得た形だ。将太の進む道は関わる人皆を深く愛し、嘘のつけない彼にとって茨の道のように思う。しかしこれによって彼は理世に対する自分の気持ちに正直にもなれる。彼の今後が気になる!(また別シリーズとの関連も浮かんでファンは楽しい)2025/05/20




