内容説明
七世紀初めの中国、第二代皇帝煬帝のもと、隋は繁栄を謳歌していた。しかし、煬帝は美女と遊興の限りを尽くす一方で、大運河の建設や軍事遠征をおこない、民を苦しめる。国を守るか、滅ぼすか。英雄たちの選択はいかに。『三国志演義』に勝るとも劣らぬ演義の傑作、第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュンジュン
3
第二巻は煬帝の独壇場。永遠と繰り返される酒池肉林に、さすがにうんざり。一巻で父と兄を殺して帝位についた煬帝の、後宮で見せる気遣いとの落差に戸惑う。巻末の座談会で一応納得できたが(要するに、煬帝の後宮部分はコンセプトの違う作品から引っ張ってきたようだ)。それにしても物語が全然動かない。二巻終了時で、いまだ高句麗遠征始まらず。2017/10/16
紙魚
1
遊興三昧で治世に興味を持たず, 国を傾けた暗君にしては, 煬帝に対しする記述にあまり悪意を感じず, むしろ粋な色男として書かれていることに違和感を感じてたのですが, 解説によるともともと煬帝パートは独立した別作品だったんですね.2017/05/11
ガミ
0
煬帝の悪政ぶりを教科書では理解しにくいところまで丁寧に書かれています。大運河を興すにはあれだけの犠牲があったのか…。2006/02/19
亀様
0
煬帝の治世時代がかかれています。この巻あたりからぞろぞろと有名な人物も登場しだしたはず。2004/03/27
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