DXリーダー必修講義

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DXリーダー必修講義

  • 著者名:鈴木雄介【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 日経BP(2024/12発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296205738

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内容説明

DX推進者を悩ませている最大の課題は「ITロックイン」である。ここでいうITロックインとは、現状のビジネスや業務がシステム化されてから時間が経っており、それに従った仕事をすることが常態化していることを指す。何のためにその業務をしているのかも、業務とITの関係性も誰もわからなくなっているので、DXを推進しようにも適切に考えられる人がいない。現行機能を維持することを前提にした上積みか、システムを迂回する手作業になってしまい、結局、DXにならないのだ。

 本書は、ITロックインに悩まされているDX推進者に解決指針を示す。著者の主張をひと言で表現すれば「DX版EAのススメ」である。DXニーズを満たせるように、組織全体の業務とITシステムをモデル化する。著者は「構造と工法は同時に検討すべきだ」としている。ただモデル化するだけでなく、同時にそのモデルに移行する方法論を一緒に考えるべきだ、という

 DXでは「変化に素早く対応し続ける」ことが求められるが、それはITが長年向き合ってきた課題であり、既に技術や考え方はある。例えば「アジャイル」「クラウド」「DevOps」「マイクロサービス」「クラウドネイティブ」「プラットフォームエンジニアリング」などだ。完璧な技術はなく、無意味な考え方もないので、それらすべてを学ぶ必要があるが、それぞれの技術や考え方には生まれる必然があり、そこさえ押さえておけばポイントを外すことはない。「DXが進まない」と悩むあなたにおすすめする1冊である。

目次

第1部 DXを阻む正体「ITロックイン」
第1章 ITがビジネスを縛る
第2部 ITロックインを解き放つ技術群
第2章 アジャイル
第3章 クラウド
第4章 DevOps
第5章 マイクロサービス
第6章 クラウドネイティブ
第7章 プラットフォームエンジニアリング
第3部 ITロックインからITエンパワーに移行しDXを推進
第8章 なぜ企業内プラットフォームなのか
第9章 企業内プラットフォームへの取り組み方
第10章 ITでエンパワーする
第11章 未来に向けたプラットフォーム思考

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