出版社内容情報
少子高齢化社会に、ますます切実・重要な「成年後見制度」。医療・認知症など、高齢化社会全般の問題点も様々な角度から解き明かす。
少子高齢化社会において、ますます切実・重要な「成年後見制度」。本書は、制度の実情やあり方を分かりやすく解説。医療・認知症など、高齢化社会全般の問題点もさまざまな角度から解き明かした「読本」である。
内容説明
高齢化社会に必須の「成年後見制度」の成り立ち、しくみ、障害・認知症など、高齢者を取りまく課題の法的な側面を分かりやすく解説。「少子高齢」時代を生きぬくための法学入門。
目次
高齢社会と福祉法
1999年民法改正までの後見法の歴史
成年後見法の理念
介護保険法の同時施行と地域福祉権利擁護事業の位置づけ
「高齢」へ向けての準備(法的側面)
任意後見制度
法定成年後見制度
法人後見・複数後見
成年後見審判等の区市町村長による申立て
外国の成年後見制度(概説)―日本との比較
ドイツの成年後見(世話)制度
高齢者の取引と法的保護(民法)
高齢者の取引と法的保護(特別法)
成年後見制度と障害者権利条約
認知症高齢者と成年後見制度
まとめ―成年後見制度の課題
著者等紹介
田山輝明[タヤマテルアキ]
1944年生まれ。1966年早稲田大学法学部卒業。1998年早稲田大学法学部長(~2002年)。現在、早稲田大学名誉教授、法学博士(早大)。一般社団法人比較後見法制研究所理事長、一般社団法人多摩南部成年後見センター理事長、公益社団法人杉並区成年後見センター理事長等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。