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内容説明
全国優勝しなければ、千隼がかるた部を辞めさせられるーーー
瑞沢かるた部は、思わぬかたちで厳しい条件を課せられるが、凛月は望むところだと息巻く。
そんな中、団体戦での声かけルールの変更が通達された。新たな戦い方を求められ戸惑う部員たちだったが、OBである机くんこと、駒野勉が北央学園との練習試合をマッチングする。
猪突猛進な凛月と、かるたに魅せられていく千隼。
ふたつの才能の原石は、ついに近江の地へ！
その熱情は、誰がために――。
あらたな『ちはやふる』、全速力の第3巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
33
妹から借りて読了。桜沢先生の態度がちょ〜っと気になりました…何かあるのかも…🤔 前作のＯＢ＆ＯＧさん達が登場するのも楽しい〜😊🎶2025/01/19
ぐうぐう
24
Next Generationとしての『ちはやふる plus きみがため』。けれど、ここで描かれているのも、競技かるたへの、そして大切な人への、想いだ。母への想いを抱き近江神宮へ辿り着いた凛月が、妹のために近江を離れる。「わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ」身を尽くして妹に会いに来て、身を尽くして近江に帰る。想いがあるからこそ可能な、それは往復だ。新に太一も登場で、益々盛り上がってきたぞ！2025/01/01
☆kubo
15
あれ？もう全国大会か、展開早いな。 宮内先生が地味に秋野母に毎日電話してるのすごい、いい先生だなー。 太一登場でイケメン過多。頼も死(笑) 凛月のお父さん、ちょっとは目が覚めてくれるといいけど。保育園の怖い顔の職員さんとか、瑞沢の先輩達とか、気にかけて、力になろうとしてくれてる人達の存在が有難い。2025/02/02
die_Stimme
8
なんだろう、ご本人による正統な続編のはずなのにファンが描いた同人誌みたいに見えるときがある…。千隼の目とか、71ページの新の登場シーンとか、最後の瑞沢OB登場シーンとか。声掛けルールの変更は現実に即したものらしく、2024年5月から変更になっていたとか。そういう現実の変化を作品にも取り入れてくれるのは面白いな。この作品は現実の高校競技かるた界に少なからず影響を与えたはずだし、さらにその高校競技かるた界からの変化を取り入れる。フィードバックのループ。2024/12/16
あめ
7
いろんな想いが詰まった一冊。菫ちゃんが「この恋が私の人生で一番きれいな恋になる」と、ずっと太一を想ってきた気持ちがいじらしくてかわいらしくてこれは凛月じゃなくてもきゅんとする。凛月の真っ直ぐさとちょっとした暴走には毎回驚かされるけど翠先生と父親に放った言葉にまた驚かされる。でも、父親の、金は出すけど人のために自分予定も自分も変えない姿には怒りがわく。こんな父親嫌だ…子供は無条件で愛されて守られて助けられる存在なのに。翠先生とお母さんには事情がありそうで気になる。凛月のピンチに現れた千早たちが素敵すぎる。2025/01/08
