内容説明
水神。化け猫。消える銃弾。
「呪い」の正体は?
水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾。
まるで「呪い」が引き起こしたかのような数々の謎を前にして、天才医師・天久鷹央が下した「診断」とは!?
……そして推理の結果、小鳥遊の恩師が死んだ事件を「正解のない問題」と言い放ち、自ら手を引くと語った真意は?
二重三重に仕掛けられた伏線と驚きの展開、その結末や如何に!
現役医師が描く、本格医療ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
101
水神のたたり、猫にとりつかれた少年の話の後に、メインの小鳥遊の恩人のお話。末期癌で看取った恩人の眉間に銃痕。どんな展開になるのかとワクワクした。小鳥遊が決めた幕引きに、女子2人が労るのがいいね。3人のコンビっぷりも息がぴったりだしね。でも鴻池ってまだ所属決まってなかったのね。時間の流れがめっちゃスローw2025/04/23
星野流人
73
小鳥の外科医時代の師匠の死にまつわるエピソードをメインとした、短編3本。鷹央とはまた違ったタイプの師匠である浮雲とのやりとりは、残されている時間が少ないことがわかっているからこそ、ジンと沁み入るものがありました。事件の真相は驚きました。トリック的には綱渡りなところもありますが、バレても良いと思ってたのでしょうね。それにしても、ここ最近は鷹央の昔馴染みから小鳥の師匠から、統括診断部メンバーの関係者が事件に巻き込まれすぎている……。次あたり、鴻ノ池の学生時代の恩師とか友達とかが巻き込まれるのでは?2025/01/02
aoringo
69
水神様の祟りを恐れる女性、化け猫に取り憑かれた少年、火葬した遺体に現れた銃弾の謎。三遍の短編集。このシリーズを読むと、自分の知らない未知の病気がたくさん出てきて驚く。全ての症例を頭にインプットされている鷹央みたいなお医者が身近にいると安心なのに。人の気持ちが分からないことを本人は気にしているけど、優しい心の持ち主だということはしっかりと伝わってきた。今回も面白かった!2024/12/30
itica
65
水神の祟りと言う、おどろおどろしい話から始まって、体を化け物に乗っ取られた少年、小鳥遊の外科医時代の恩師の不可解な謎と、およそ医学とは関係なさそうな3話。しかしそんなはずはなく、難なく解明してしまう鷹央の知識は相変わらず凄い。と言うか、医学知識を駆使してこんなミステリを書いてしまう知念さんが凄いのだけれど。鷹央が「情」の部分で成長しているところも注目かな。 2026/02/13
真理そら
51
小鳥遊クンの恩師・浮雲先生の死亡診断書を書き、身内が奥様一人なので小鳥遊も火葬場に同行し、お骨を拾うのだが…。謎は解けても正解が何なのか…鷹央から任された小鳥遊は自分なりの答えを出す。鷹央と小鳥遊の成長を感じさせる物語だった。2024/12/30




