デーモン・ウォーズ

著者名：桃桃子【作・画】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/11発売）

• ISBN：9784796873901

内容説明

日本人アーティスト桃桃子による摩訶不思議な物語、激動の第二幕！
妖怪たちが暮らす異界に、戦争の脅威が忍び寄る！
鬼の血を引く少女まり子は、異界に平和をもたらすことができるのか!?

意思を宿して動く赤い鎧、隼の仮面と翼を身に着けた天狗、豹を思わせる獣人、そして蛇のごとくうごめく飢えた魔物。彼らが暮らす“異界”……まるで運命に導かれるようにしてその奇妙な別世界へと迷い込んだ、鬼の血を引く少女まり子。彼女は、意見が対立して二派に分裂した妖怪たちの抗争に巻き込まれる。異界の内戦が激化し、妖怪たちの世界が危機に瀕する時、争いの背後にうごめく真の脅威が姿を表す!!

●収録作品●
Demon Wars: The Iron Samurai (2022) #1, Demon Wars: Shield of Justice (2022) #1, Demon Wars: Down in Flames (2023) #1, Demon Wars: Scarlet Sin (2023) #1
(C) 2024 MARVEL

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[辺野錠]

今度はシビルウォーがベースだがマーベル要素の和風への変換具合が安定して冴えていた。アイアンマン＝化け鎧、ブラックパンサー＝猫又、スパイダーマン＝化け蜘蛛とキレッキレのセンス。和風ナイズドされたキャプテンアメリカやドクターストレンジのデザインもツボ。もっとこのモモコ・バースを読んでみたい。次があったらサノスベースの大妖怪が出るんだろうか。

2025/04/19

[fap]

和風に寄せたアメリカン。 日本のまんが的ではない。 コマが大きい理由はアメコミだからかな。 イベントが回転寿司状態で発生し、主人公は後手後手に回る流れ。 初登場の人物が多いけど説明無しでどんどん進む。 今ひとつ流れに乗れなかった。

2024/12/05