医師が教える最強の間食術

著者名：鈴木幹啓

アスコム（2022/04発売）

• ISBN：9784776211938

内容説明

【こんな負の不健康スパイラルに陥っている方必見! 】
健康のためには、体にいいものを食べることが大切。
それはわかっていても、継続するのは難しいことです。
1週間はがんばれても、結局は途中で挫折してしまう。
食生活が改善されず、不調に悩まされるようになる……。

医師として働く中で、そんな方を何人も見てきました。
ですから、続けられる健康的な食事術を見つけることは、
地域の方の健康を守る私の、大きな課題だったのです。
長年、いろいろと研究と実践を繰り返してきましたが、
ようやく最近、ひとつの答えが見つかりました。

着目したのが「間食」です。

「間食は健康に悪い」「間食しないほうがいい」と考える方も少なくないと思います。
確かに、「間食」で食べるものには、砂糖がたっぷりで、
健康にいいとはいいがたいものが多くあります。
しかし、適度な量で、さらに健康効果が高いものを
食べれば、「間食」は、食事では摂れなかった
体にいい栄養素を補給する、最高の機会となるのです。
3食、毎日体にいいものを食べるのは大変です。
ですが、例えば、食事や運動の前、休憩中、食後など、

自分の生活リズムに合わせ、無理のない時間に、健康にいい食べ物を「間食」で摂る。
そのほうがなんだかできそうな気がしないでしょうか?

健康のために、サプリメントを摂るよりも、
おいしい「間食」のほうが、摂り忘れる回数が、
ぐっと少なくなりそうな気がしないでしょうか?

栄養価の高いものを「間食」で摂る食事術こそ、
継続性が高く実践しやすい健康法だと気がついたのです。

ただし、間食で食べるものがなんでもいいわけではありません。
当然、あまーいケーキや脂っこいポテトチップスをバクバク食べるのはNG。

では、何を食べればよいのでしょうか。その答えは本書の中にあります!
ぜひ、本書の間食術で、楽しく間食しながら、ムリなく健康な体を手に入れてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミライ]

間食で体にいいものを食べることで、健康を保つ手法を解説した一冊。本書で間食にいいとされている食品は「高カカオチョコレート」であり、集中力アップ、糖尿予防、肥満解消、血圧改善などなど数えきれないくらい多い高カカオチョコの効能が解説される(高カカオチョコには糖質もそこそこ含まれているが、なぜ肥満予防に効くかは本書に書いてある)。間食についつい菓子パンやスナック菓子を食べていて、毎回後悔している人にオススメの一冊。

2022/06/17

[チャー]

医師である著者が間食として高カカオチョコレートを強く勧め、そのメリットを説いている。論文を引用し図やグラフなどでカカオに関する試験データが紹介されておりわかりやすい。カカオにはポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれているとのこと（ただし、ポリフェノールは体の中で蓄積ができないようだ）。カカオは発酵食品であるという点は初めて知った。GI値も低く間食として１かけら（５g）程度を適度な間隔で摂ると空腹感も解消されて良いようだ。

2022/12/21

[ゆう]

高カカオのチョコレートが最強やでって本。ホンマかいなってレベルで良いことしか書いてないけど、実験結果提示してるからまあホントなんだろう。少し取り入れてみよう

2022/10/31

[チョコ]

「最強の間食術」というタイトルだが、内容は「最強の高カカオチョコレート術」といった内容。カカオに含まれるポリフェノールやカカオプロテインといった成分が「脳」・「血管」・「腸」にいい働きをするということが繰り返し書かれていた。 著者がいかにチョコレートが好きかが伝わってくるが、実験結果などのグラフも多数掲載されているので説得力はあるように感じた。 どのようなチョコレートを選べばいいかまで書いてあればもっと良かったと思う。

2023/01/16

[かずは]

お菓子好きなので読んでみたら「高カカオチョコレート」の勧めでした。内臓脂肪撃退･高血圧予防･認知症予防･冷え解消･糖尿病改善･集中力記憶力UP･動脈硬化予防･便秘解消･脳卒中予防などに効果があるって、すごいな。チョコレートを買う時は高カカオのにしようっと。

2022/08/20