内容説明
国中に忘却をもたらした化物は、魂を輪廻させ何度も聖女の座についていた。アデウス国の“聖女”そのものが化物が作りし空虚な玉座、全ては自らが神の頂へと至るための贄。人間でありながら十二の神を喰らった原初の聖女“アリアドナ”――それが諸悪の根源、大罪の聖女。アリアドナの魔の手が伸びるなか、身を捧げて最後の神ハデルイに縋ったマリヴェルたち。神は人間たちの望みと挺身に応え、残り僅かな自らの力を器である我が子マリヴェルに授ける。そして彼女は最後の神の代行者となり死の都と化した王都へ再び降り立った。神となるため鍵が必要なアリアドナは最後の神の力も自分のものとするため覚醒したマリヴェルと邂逅するが…… 神の代行者十三代聖女マリヴェルと、神のなり損ない初代聖女アリアドナ。長い旅路の終着点は優しく、あたたかい――
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