内容説明
第四分冊には,第三部第十四巻―第四部第十七巻を収録.古代ローマの文化や盛衰,ゲルマン諸民族などヨーロッパの諸民族の動きとキリスト教の誕生および伝播を概観.人類史におけるフマニテートの意味を再考するとともに,古代ローマ後のヨーロッパ史への展望を示す.(全五冊)
目次
凡 例
第三部(承前)
第十四巻
一 エトルリア人とラテン人
二 統治国家および軍事組織としてのローマの制度
三 ローマ人による征服
四 ローマの没落
五 ローマ人の性格,学問,技術
六 ローマの運命と歴史についての一般的考察
第十五巻
一 フマニテートは人間本性の目的であり,神は人類にこの目的をもって人類固有の運命を委ねた
二 自然において破壊を行うすべての力は,時の経過とともに,維持する諸力に従属するのみならず,自らも最後には全体の完成に役立たざるをえない
三 人類は文化の多様な段階をその多様な変化の中で通り抜けるように定められている.しかし人類の幸福が持続する状態は,本質的には理性と公正にのみ基づいている
四 理性も公正もそれぞれに内在する本性の諸法則に従って,時代の経過とともに人類のもとでさらに多くの場所を獲得し,いっそう持続するフマニテートを促進しなければ
ならない
五 人間の運命においては賢い慈悲が支配している.それゆえこの慈悲の助言に従って活動することほど美しい品位と持続的で純粋な幸福はない
第四部
第十六巻
一 バスク人,ゲール人,キムリ人
二 フィン人,レット人,プロイセン人
三 ゲルマン諸民族
四 スラヴ諸民族
五 ヨーロッパにおける外来民族
六 一般的考察と結論
第十七巻
一 キリスト教の起源とそこに内在した原理
二 東方諸国におけるキリスト教の伝播
三 ギリシア諸国におけるキリスト教の進展
四 ラテン属州におけるキリスト教の進展
訳 注
解 説
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加納恭史




