内容説明
「君に出会えてよかった」
美織が《霧島透子》の真実に触れた時、咲太もある決断を迫られて……。咲太と最後の思春期症候群、シリーズ第15弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
66
「君に出会えてよかった」美織が『霧島透子』の真実に触れた時、咲太もある決断を迫られて…。咲太と思春期症候群、ついに完結のシリーズ第15弾。(◕ᴗ◕✿)後書きより、イラストレーターの溝口さん、最後にパーフェクト翔子ちゃんをありがとう御座います🎵2025/02/17
オセロ
61
【堂々完結】 霧島透子の正体である彼女の問題を皮切りに、思春期症候群の本質に迫っていく中で並行世界の問題などの伏線を回収していく怒涛の展開には舌を巻きます。そして、大学生編が始まった当初は必要なのかと思ったものですが、なくてはならないものだったと気付かされたと同時に、この物語の主人公は梓川咲太ではないといけなかったんだなと。彼らのこれからが幸せなものでありますように。2024/10/11
芳樹
56
「君に出会えてよかった」は霧島透子の歌の歌詞の一部ですが、この一言が本作品に登場し、『思春期症候群』に関わった皆の気持ちを代弁しているのではないかな、と感じました。誰よりも思春期症候群と共に歩んだ咲太が、これまでを振り返りながら最後に自分自身を向きあって「それ」を超えていく展開に大いに胸を打たれ、一貫して標題に記された『夢を見ない』が示すものは何であるか、自分なりにその解釈ができた最終回のエピソードに感無量です。咲太と麻衣、そして二人とともに『青春』時代を過ごした皆の未来に幸多からんことを祈るばかりです。2024/10/10
よっち
37
美織が《霧島透子》の真実に触れた時、咲太にも突きつけられたもうひとつの真実。最後の思春期症候群を解決するために動き出す第15弾。霧島透子騒動を解決するために麻衣さんに協力を仰ぐ一方で、咲太自身もまた思春期症候群に向き合う覚悟を決めたことで、並行正解の問題を含めた怒涛の解決編になっていきましたけど、それぞれの様子を見ていると本来のあるべき形に戻っていったのかなと感じさせる一方で、いくつかの変わったこと、それでも変わらない揺るぎない思いがあって、咲太の成長と卒業を最後までしっかりと見届けられて良かったですね。2024/10/10
ツバサ
26
完結。思春期症候群をめぐる物語は思春期を抜け出すことで終わりを迎える。だけど咲太の中に残る今までの時間は全て消えるわけではない。素晴らしい締めくくりだった。皆のこれからに幸あれ。2024/10/10
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