少年サンデーコミックス 廻天のアルバス（１）

著者名：牧彰久【原作】/箭坪幹【作画】

小学館（2024/09発売）

• ISBN：9784098535774

内容説明

全てを知るタイムループ勇者の超高速再冒険


魔王を倒した。世界は平和に。

でも、間に合わなかった。

なぜかこの冒険を繰り返している

勇者アルバスは、急ぎたい。

これは世界を救う物語であり、そして――


全てを知っている

タイムループ勇者の魔王討伐譚

この1巻を読み終えた時

物語の意味は――すべて裏返る

二度読みたくなる

超高速再冒険ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へくとぱすかる]

よくあるファンタジー系ＲＰＧでは、魔王を倒してラストを迎える……のが定番。定番だからこそ、あえてそのパターンを崩した作品も生まれてくる。今、もうひとつの有名作品も読んでいる途中だが、この『廻天のアルバス』も意表をついている。オビに書いてあるように、魔王を倒した後もタイムループで何度も冒険をくりかえすのだ。単純なパロディでなく、長編として成り立たせるには、そこに何か理由があるはずだろう。とりあえず物語の謎はそれだろうと思ってずんずん読み進めると、何と……！　どうしても続きが読みたくなる第１巻のラストでした。

2025/07/06

[ゆっき]

アメトーーク!「マンガ大好き芸人」で麒麟の川島さんが紹介。魔王討伐の旅を繰り返すタイムループ勇者のアルバス。過去を知ってるからこそのやりとりが面白い。完璧な未来を追い求める旅の真の狙いとは。続きが気になります。電子書籍無料お試し版にて。

2025/03/08

[るぴん]

「ダ・ヴィンチ」で紹介されていた漫画。何度もタイムリープして魔王に挑む勇者。いかに無駄を省き、最短で魔王を倒せるかを目標に淡々と進んでいくが、真の目的は胸熱なものだった。見かけによらず、なかなか熱い男じゃないかアルバス！

2024/12/15

[まりもん]

レンタル。魔王討伐を時を戻して挑戦している勇者アルバスが今回３６回目の魔王討伐最短記録を目指すって何を願ってなのか気にしながら読了。毎回魔王に勝っているわけでもないんだな。パーティーメンバーを経験から最小の２人で魔王を目指すなんてちょっと無謀だと思ったら魔王戦でそんな展開なんてビックリした。

2025/01/27

[ぐっちー]

YouTubeの読書や漫画系で何度か目にした本作。何度もタイムループを繰り返す勇者アルバスは、RTAの最短記録を競うかのように何度となく魔王に挑む。RPGにおけるサブクエはばっさり切り捨て、とにかく急ぐ展開だったが、次巻以降どう展開させるのかな。とりあえず魔王戦までのルーティンを一周見せてくれたけど、早過ぎて全キャラモブ並みの扱い。面白いアイデアなので、スピード感は落とさずにキャラの掘り下げができるのかがたのしみ。

2025/02/02