零れるよるに（４）

著者名：有賀リエ【著】

講談社（2024/08発売）

• ISBN：9784065366202

内容説明

再会を約束して別れた天雀はコロナ禍で起きた「ある事件」がきっかけで、よるに何も告げずに消息を絶った。大学進学のためによるは一人、上京する。そして数年が経って……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸文]

★★★★☆

2024/10/04

[こころのかおり]

天雀の不運さがつらすぎる。本人がどれだけ頑張っても真摯でも、どうにもならないことの多さよ。役所の冷たい対応には心底腹が立った。規則はあるにしても本当に困って訪ねて来ている市民に対して、あれはない。でもそう云うお役所対応って常にあること。ひとごとじゃない

2024/09/17

[きい]

切なくて辛い。天雀もあの状況は辛かっただろうな。思いがけない再会で少し道筋が見えたような気がするから天雀と繋がればいいのにな。

2024/08/13