ヤングジャンプコミックスDIGITAL Dr.Eggs ドクターエッグス 9

著者名：三田紀房【著者】

集英社（2024/09発売）

• ISBN：9784088933962

内容説明

円のウソが原因で、岩田と喧嘩勃発！　早くもお別れの危機…!?　そして、産婦人科の講義で学生たちはそれぞれに将来を考え始め…。「生命」という奇跡に触れる医学×スクールライフ群像劇！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[活字の旅遊人]

医学科学生同士の恋愛を経験しなかったので、前巻以上に実体験から共感ができないのが残念。免疫の先生にしろ、産婦人科の先生にしろ、セリフがカッコよすぎるとは思うけど、このマンガを読もうと思う人にとってはズシリと響くだろうな。円くんと岩田さんのやりとりや男子女子医学生の意識差は、この世界以外でもまあまあ一般化できるだろう。男女平等という理想を掲げた時に、身体的心理的違いを踏まえずに全て平等というのはあり得ない訳で、あり得ないことを当然とした中で平等、となれば一見女性優遇に見えることこそ仕方ないかな、と感じた。

2025/01/04

[栗羊羹]

イイ感じで進んでいた円くんと岩田さん…だったけど、円くんがキャバクラに行ったことが発覚！岩田さんはカンカン💢円くんは免疫学研究室の実習が手につかない。大変なミスをしてしまったけど、教授には正直に申告。教授→「重大な間違いはミスをしたことではなく、ミスを隠すこと」…だけど、抗体が勿体ないとボソボソ呟く教授。 何とか岩田さんとの関係も修復。3年生の周産期コース、男女の考え方の違いがチラチラと垣間見える。 「男としてビシッと決める!」→「男として、何も考えていない」と、言ってることと、同じだそうです。

2025/08/22

[かなっち]

命の重さと向き合い続ける医学×スクールライフ群像劇第9巻。お付き合いする相手がいるので仕方ないとは思いますが、喧嘩したとか…等ばかりの内容になるのは遠慮したいと思ったのが本音です。医学を学ぶ様子が見たいのであって、恋愛系が読みたいのではないので。と書きつつ、授業で妊娠のことを学んだからなので、関係がないとは言えませんね。一方、2人のために尽力してくれる周囲の友人たちにホッコリしますが、きっと彼らの普段の人徳でしょう。何はともあれ、無事に仲直りできて良かったです。ただ、キャバクラだけで怒るのはどうかと…。

2024/11/13

[てつ]

人生の学び、人、性、生きる、ライフサイクル、読み応えあり

2025/09/11

[笠]

4 新刊読了。ウソをついたと決めつけられて納得いかなくて素直に謝れないとか、「男として考えてる」とか言っといて実は具体的には何も考えてないとか、医学部生とか関係なく男女の喧嘩あるあるすぎて首もげそうだった。円はピンチになるたびに的確にアドバイスしてくれる諸先輩方がいて羨ましい。それも人徳と言える。また実際に結婚、出産となれば幾多の苦難が待ち構えていると思うが、二人には幸せになってほしいし立派なお医者さんになってほしい。

2024/10/03