幻冬舎文庫<br> 神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜7 哀愁のウルトラセブン

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幻冬舎文庫
神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜7 哀愁のウルトラセブン

  • 著者名:鳴神響一【著】
  • 価格 ¥658(本体¥599)
  • 幻冬舎(2024/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344433977

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内容説明

特撮番組のロケで特技監督がカメラクレーンの誤作動で死亡した事件は、プログラムへの不正侵入による殺人と判明。現場に落ちていた樹脂カプセルと、プログラムへの「ミクラスの恨みを知れ」という書き込みが共にウルトラセブンに関連することから、細川春菜は特撮ヲタクの捜査協力員への面談を開始する。浮かび上がった意外な犯人像とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

75
シリーズ7作目はウルトラセブンに関連する殺人事件の真相を追う話。いつもはこのシリーズ画像検索しながら読むけれど、今回そういうことはしなかった。私もウルトラシリーズはかなり好きで、怪獣のヴィジュアルは頭にはいってるもんで。毎度お楽しみの蘊蓄も知ってる話がけっこう出てきてウンウンと頷きながら読む。セブンのヲタクの人たちの人物像もリアル。元特撮マンの人まで出てくるし。だんだんと事件のテーマ性がハッキリしてきて凝った真相が明らかに。今回のカバーイラストは桜井浩子的というか「シン・ウルトラマン」の長澤まさみを連想。2024/08/14

Kanonlicht

52
7作目は特撮ヲタク。なかでも「ウルトラセブン」に焦点が絞られていて、シリーズ屈指のマニアックさ。読者が推理をさせてもらえないのは相変わらずだけど、故人である映像作家の制作意図が裏テーマとしてあり、なかなか考えさせられる話だった。クリエイター側は作品そのものを楽しんでほしいだけなのに、それが生みだされた背景まで知りたがるのは人の性なのか。思想まで推し量ろうとするのは傲慢に思えてしかたない。2025/10/10

さっちゃん

52
ヲタクシリーズ第7弾。今回はウルトラセブン。特撮番組のロケ中に監督がカメラクレーンに打たれて死亡した事件が殺人と判明。春菜は特撮ヲタクの協力員達に話を聞くことに…。/撮影場所や監督の蘊蓄まであり、今回も蘊蓄でお腹一杯。事件は悲しい動機だけれど、そもそものきっかけとなった出来事がちょっと理解できなかった。気の毒だけど、それくらいで?…と思ってしまった。感じ方は人それぞれなので気を付けないといけないのね。シリーズ名物(?)ご飯シーン、今回はオイスターバー。岩牡蛎めちゃくちゃ美味しそう。次は何のヲタクか楽しみ。2024/09/17

坂城 弥生

36
今回は切ないお話でした2024/08/08

よっしー

30
今回の事件の鍵はウルトラマン。ウルトラマンって、世代を問わず好きな人が多いですよね。昔のウルトラマンシリーズも、デフォルメされた可愛いグッズが発売されているぐらいですし…。特撮は全然詳しくないですが、お話もしっかりと作り込んである事が分かり、少し興味が出てきました。事件のアレコレより、そっちの奥深さに感心してたらページが終わっていた感じです(笑2025/05/30

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