内容説明
近年は、自動車の電子制御化が進み、車体や摺動部品のみならず、小型化・高密度化する電装部品や電子機器用の金属部品にもより高い精度や耐久性、信頼性など「高品質」が要求されている。それに従い、プレス加工メーカー各社には不良を外に出さない検査の拡充とともに、不良が発生しない仕組みづくりなど高度な品質保証が求められ、不良が発生するメカニズムへの理解も不可欠となっている。そこで特集では、金型設計・製造から実際のプレス成形に至るまでの課程での割れやしわ、打痕など不良とその原因・対策を解説。さらにデジタル活用による不良予知などの取組みなどを紹介する。