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内容説明
特別なことなんて何ひとつないけど、穏やかな毎日を楽しく過ごす折原家三姉妹。軽やかに過ぎていく彼女たちの日常に、妻の死を契機に家庭を捨てた父親から突然の連絡があり…。いつまでも続くと思っていた三姉妹の毎日が、ついに完結! 第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
15
自由奔放な三人娘、すみ、とら、ふじの共同生活の日々もこれまで。この巻がでるまでそうとう待ちましたが、とうとうこれで最終巻になってしまいました。なんか、取ってつけたような最終回な様な気がするが、とらちゃんがアンデスに行く目的は、趣味なのかそれとも会社の海外支店なのか?なんて余計な詮索ですね、考えるだけ野暮な事。父親は最後まで置いてけぼり、でも人間はいづれにしても何時かは一人で生きる事に自覚的にならなければならないもの。これからの三人の仕事、生活はたまた恋愛等はまた別の話。今まで有難うそして、幸あれ!2024/07/06
コリエル
7
完結。姉妹の父は終わらない夢を見続けるために彼女たちの下を去ったが、その娘は終わりのないような日々の営みを愛しつつも変わっていくことを選んだ。少し浮世離れしたような愉快な三姉妹だったが、どこにも普通なんて価値基準はない。これが彼女たちの移ろい行くただの日常。2024/07/30
オジャオジャ
5
軽やかに緩やかに続いていく日常もこれにて閉幕。一貫としてクオリティー高めであった。身勝手に3姉妹を捨てた父と安易に和解しない辺りが良かったが取り残された父が可哀想と思ってしまうのは僕が父を何だかんだで憎めないキャラだと感じてしまっているからかも。2024/12/14
みやしん
4
いつかは巣立つ定め。家族・肉親とは愛情と表裏一体の呪いでもあるのか。なんだかんだ叔母含み女達でうまくいっていた家庭から父を遠ざけていたのは長姉を連れて行かれる恐れがあったからなのかも知れない。次女の同僚話が迂遠で片付けられていたが、失恋したってこと?2025/04/04
YSHR1980
4
なんでもない日常でもこんなに楽しいことがあるんだと思わせてくれた漫画が、大きな変化を受け入れて完結するのとても良かったです。2024/07/01




