光文社文庫 海の仮面

著者名：愛川晶【著】

光文社（2024/05発売）

• ISBN：9784334733292

内容説明

母が、あて逃げに遭い意識不明に！　動転する女子大生の栗村夏樹は、母が所持していたビデオテープを入手する。中には、厳寒の海に浮かぶ“透明な密室”内で惨殺される男性の映像が！　事件を追う夏樹の前に、超能力者の指導者（リシ）を擁する謎の団体と、18年前の父の死が立ちはだかる！　前人未到の大トリックで真正面から読者に挑む！　“夏樹シリーズ”3部作完結編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダイ＠2019.11.2～一時休止]

栗村夏樹その３。完結編。母親が襲撃されるに始まり、擬似宗教団体の謎や父親の死の謎も明らかになっていく。いろいろな謎がまとまって、オチがうまいなと思った。

2015/08/08

[おか]

栗村夏樹シリーズ三部作の三部目。読んでて 自分が知らない世界を理路整然と説明されると とっても信じやすい人間だと 改めて確信した(//∇//)娘達にはセールスと宗教団体には気を付けてと常日頃言われている そして 今作でも 擬似宗教団体に入れ込んでいく夏樹の気持ちがよーく分かった(//∇//)愛川さん 気持ちよく騙されました(//∇//)でも 最後はなるべくしてなった と言える様な大団円でした*\(^o^)/*

2018/11/13

[二分五厘]

2003.4.13

[kanamori]

☆☆☆

2012/10/03

[都布子]

夏樹シリーズ３部作の完結編。彼女の父親の死にまつわる謎と、母が巻き込まれたあて逃げを発端に、あやしげなカルト集団をめぐる事件とが交錯するといった内容。いやあ、詰め込みましたねぇ・・・。あれこれと人間関係が繋がっていって、反面面白いトリックなのにそれが埋もれてしまった感もあり。この後何かをふっきった夏樹の活躍を見てみたいところです。(2005.4.15)