内容説明
龍華国後宮で、美貌の皇太子候補・コウレンの侍女として働く鈴花は、後宮の宮女達の間に広がる謎の病を、《蟲》を見る力を使い、コウレンとともに調べ始める。
コウレンは変わらず甘い言葉や態度で溺愛してくるものの、鈴花は身分の違いに思い悩んでいた。そんな中、宮廷術師として新たに赴任した貴族令息が鈴花に興味を持ち……。恋敵の登場に気が気ではないコウレンと、そんなことにはまったく気づかない鈍感な鈴花。二人の恋の行方は!? 大人気後宮恋愛ファンタジー第2巻!
※コウレン:「王へんに光」「王へんに連」
【登場人物】
・鈴花(りんか)
人の纏う「色」が視える不思議な目の持ち主。健気で努力家だが方向音痴が悩みの種。
・コウレン
官正を務める絶世の美青年。実は皇族の血を引く、唯一の皇位継承者。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あずとも
4
龍華国後宮で宮女達の間に広がる謎の病を晄璉とともに調べ始める鈴花。溺愛されるも身分違いの恋に悩む鈴花と自身の事について話せない晄璉。恋敵?も登場し2人の恋の行方は?そして謎の病もまさかのあの人が関係していて。相変わらず鈴花の鈍感さには笑ってしまうが晄璉の溺愛ぶりも呆れるほど。サクッと読了2024/04/28
愛華
0
前巻は面白いと思ったが、今回はヒロインの鈍感ぶりが酷いのと、嫉妬の仕方がワンパターンで何回同じやり取りするんだってうんざりした。溺愛らしいが上っ面に見えてしまってなんかダメだった。完全に解決はしてないので次も出るだろうが、同じことを繰り返すならもう読まないかも。蟲表記に抵抗がある人にとっても苦痛。ただコミカライズの絵はいいので、漫画は本が出たら買います。2024/04/29