スーパーサンズ

著者名：ピーター・J・トマシ【著】/ホルヘ・ヒメネス【画】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/04発売）

• ISBN：9784796877404

内容説明

”キッド・アマゾ”を止めるのはオレとお前！

DCリバースから生まれた新シリーズで、スーパーマンの息子とバットマンの息子がいやいやながらもチームアップ！謎めいた犯罪と、危険で奇妙なアマゾ・ウイルスの関連性を突き止めたロビン（ダミアン・ウェイン）は、スーパーボーイ（ジョナサン・ケント）を調査に巻き込む。しかし、恐るべき少年“キッド・アマゾ”がジャスティス・リーグに破滅をもたらそうとしていると知った二人が向かった先は、まさかの……レックス・ルーサーだった!?　たとえ凸凹コンビがルーサーのもとから生還できたとしても、二人の少年ヒーローにはさらなる難関が待ち構えている。つまり、ロビンの家庭教師アルフレッド・ペニーワースとスーパーボーイの母親ロイス・レーンの強力コンビだ。新世代ヒーローの大胆不敵な冒険が、ここに始まる！

●収録作品●
『SUPER SONS』#1-5
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tt23836148]

滅茶苦茶面白かった。題名の意味はスーパーマンの息子とバットマンの息子の共演を意味する。まずスーパーマンの息子ジョンだが、彼は自身の発現した能力について思い悩みながら前へと進もうとする10歳。そしてバットマンの息子ダミアン・ウェインだが、特別な能力は持っていないが出自故のスキルを活かして活動する現ロビン(バットマンのサイドキック)。この二人の掛け合い、そして時には親であるスーパーマン、バットマンとの掛け合いが滅茶苦茶面白い。

2023/03/18

[辺野錠]

スーパーマンの息子とバットマンの息子がチームを組むと言うのが面白い。ユーモラスな作風になっているのも良かった。スーパーマンの息子は父親の能力が全て発現していないと言うのも面白い制約になっている。レックス・ルーサーがヒーローをやっているというのはいきなりで戸惑う設定だけど意外性があった。

2020/12/05

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

帯にあるように、スーパーボーイとロビンのチームアップが描かれた本作。題材自体の魅力は勿論のこと、一番はやっぱりホルヘ・ヒメネスのアートだ。とにかく美麗。カワイイとカッコイイが満載。レックス・ルーサーすら手玉に取る悪ガキぶりに、ニマニマしてしまう。続刊希望！

2018/09/09

[fap]

あら素直。 最初の不法侵入がなければもっと素直だったけど、あれがなければレックスの介入を誘えなかった。 ロビンは自分が実力不足であることを自覚しており、然るべき人物を巻き込むことを計画していたわけで、なかなかの策士ぶり。 ティーン・タイタンズとの差別化が他人事ながらちと心配。

2018/08/26