時代小説文庫 ひとひらの恋 三人佐平次捕物帳

著者名：小杉健治【著者】

角川春樹事務所（2024/04発売）

• ISBN：9784758434997

内容説明

酒問屋『灘屋』の番頭九兵衛が、佐平次親分の元にやって来た。店の若旦那幸助が、水茶屋のお仲という女に入れ込み、帳場から引き出した金を与えているという。実はお仲には半太郎という遊び人の間男がいて、お仲を通じて金を引き出させているというのだ。店を案じた九兵衛は、二人の仲を暴き、若旦那の目を覚まさせてほしいと相談するが――。一方、佐平次親分こと佐助の心は、子分のお鶴と芸者の小染への想いで揺れ動いていた。佐助の決断は果たして……？　新たな幕開けを告げる、大好評シリーズ第十六弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hironobu]

スカッと読了。

2017/06/06

[犀門]

#200★★★★☆今年もめでたく200冊読破。

2013/12/27

[eyb322]

佐平次親分を愛する2人の女は、お互いを認めながらも譲れずに話は展開していく。恋はせつない結末へと。

2011/08/27

[ササ]

ついにお鶴と小染の恋の戦いに決着が。佐平次の本当の気持ちはどっちだったのかな？とも思うが、お鶴の方がお似合いかも。

2021/09/05