富士見ファンタジア文庫<br> クラスの優等生を『妹』にする約束をした。どうやらいっぱい甘えたいらしい。

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富士見ファンタジア文庫
クラスの優等生を『妹』にする約束をした。どうやらいっぱい甘えたいらしい。

  • 著者名:氷高悠【著者】/たん旦【イラスト】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2024/02発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040753447

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内容説明

家出したらクラスメイトの加古川青緒に助けられた鷹戸流稀。そのまま加古川家に滞在する事になるが、同居の条件として『家族契約』を結ぶことに。しかも優等生と評判の青緒が、家では『妹』として甘えてきて――?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐治駿河

45
父親と折り合いが合わず家出をした主人公の鷹戸流稀。そんな家出少年を拾ったのは同級生の美少女の加古川青緒。流稀は加古川家にお世話になるとこになるが、加古川家には青緒の他に青緒の従姉妹のゆかり先生(青緒達の学校の先生)と青緒の妹の絆菜が一緒に住んでいる。そんな加古川家で流稀は「家族契約」として一緒に住むことなる。「家族契約」とはなかなか面白い設定でしたね。タイトル通り青緒は流稀の妹になります。また最後に青緒と流稀がキスをしますが、それってもう別の家族の形になる気なのか?と思わずにはいられませんでしたね。2025/08/17

よっち

36
父との不仲で家出した鷹戸流稀を助けてくれた同級生の加古川青緒。行く場所もない流稀が加古川家美少女三姉妹と家族契約を結んで同居生活を始める家族小説。学校では優等生なのに家では兄役の流稀にめちゃくちゃ甘えてくる青緒や、彼女の従姉で学校でも人気の先生・ゆかりとの同居生活が始まり、一方で突然同居することになった彼のことを認められず反発する青緒の妹・絆菜。双子設定を主張するゆかりや、年下なのに姉になりたい絆菜などなかなかカオスな家族契約でしたけど、彼女たちとの関わることで少しずつ変わってゆく流稀の今後が楽しみです。2024/02/20

わたー

20
★★★★☆まあまあ。新シリーズということで手を出してみたが、前作と同様、頭空っぽにして楽しむ系の作品だったなと。家族、特に父親と不仲なことが祟って家出をした主人公だったが衝動的なものであったことで行く当てを失くしてしまう。そんな彼を拾ったのがクラスメイトのヒロインで、彼女の「家族」たちと「家族契約」を交わすことになるラブコメ。ズボラな双子の姉(という設定の年上女性)、甘えたがりな妹(という設定の同級生)、ポンコツな姉(という設定の年下の女の子)というタイプの異なる女の子たちとの一つ屋根の下の生活が、2024/03/06

真白優樹

13
父との不仲で家出した少年が、従姉と「家族契約」を結んでいる少女に拾われ始まる物語。―――血よりも濃いのは間の絆、そこに明確な繋がりはなくとも。 前作よりも家族、という形にフォーカスし、自分達で決めるあべこべな家族関係の中に飛び込んでいく物語であり、血よりもある意味確かな絆の中で心癒され、大切なものを選ぶ勇気を得ていく、ハートフルな温かさのある物語である。自分の手で選んだ、ここにいたいという家族。未だもう少しいる事が出来るようになる中、この先に待っているのはどんな家族の日々か。 次巻も勿論楽しみである。2024/02/23

nishiyan

10
父への不満を爆発させて家出したものの雨に打たれて茫然としていたところをクラスメイトの加古川青緒に拾われた鷹戸流稀。加古川家に身を寄せた流稀は彼女が結んでいる「家族契約」を交わす同居ラブコメ。家族に焦点が当てられた本作。ゆかりと青緒・絆菜姉妹が暮らす家での生活は適度にかしましいものがありつつ、三人の境遇が重いのが「家族契約」にリアリティを与えていて興味深い。ある事故を機に流稀が父と向き合い、ここに青緒の存在があったのもよかったなと。家族は作るものだが、できた家族を維持するのは容易ではないということだろうか。2024/03/01

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