内容説明
ベストセラー作家になっても変わらない日々を送る李奈 。いつものようにコンビニバイトを終えて自宅マンションに帰り着くと、そこには担当編集の菊池と同い年の小説家、優佳の姿が。じれた様子の2人ら“ある賞”の候補になったことを知らされる。加えてその後、コナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の謎の解明を英国大使館から依頼される。その謎とは? いったいどんな目的で? そして、気になる賞の行方は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aoringo
74
ベストセラー作家となった李奈。そんな中、今度は新作が直木賞候補になった!落ち着かない日々を送る中、イギリス大使館からの依頼が舞い込む。名作「バスカヴィル家の犬」がかのコナン・ドイル作ではない疑いがあり、調査して欲しいとのこと。巨大な魔犬に襲われたり、単身ロンドンに出向いたり、今回もワクワクだった。シャーロック・ホームズは学生の頃かなりハマっていた思い出深い作品なのでかなり前のめりになった。これをきっかけに読み直してみたくなりました!2024/12/14
Shun
41
シリーズ11作目。既にベストセラー作家の仲間入りを果たした李奈に新たな吉報が届く。日本で最も有名なある文学賞の候補となったということで、さらなる飛躍となるかの11巻目。そして毎度のことだが小説家として日々を過ごしたい彼女の元へ、新たな面倒ごとが舞い込んでくる。しかも今回は英国からの使者によって。それは英国が誇る名探偵シャーロック・ホームズ、その生みの親コナン・ドイルによる盗作疑惑という一大事であった。ついに李奈の文学に関するお悩み相談は海外規模になってしまったか、最高潮のクライマックスだった。2024/02/13
よっち
40
ベストセラー作家になっても変わらない日々を送る李奈。そんな彼女が直木賞候補になったことを知らされる第11弾。担当編集菊池と同い年の小説家・優佳から受賞候補選出を知らされた李奈にもたらされた、英国大使館からのコナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』を巡る謎の解明依頼。受賞やアニメ化した作家との気になる距離感や、昔の翻訳に対する考え方などいろいろ気になるテーマもあって、様々な思惑に振り回されながら舞台もだんだんスケールが大きくなって、万能鑑定士Qの莉子も登場しましたけど、何より選考の結果が気になりますね(苦笑)2024/03/05
えみ
36
遂に売れない新人作家だった杉浦李奈の名が海を越える!?まさかまさかの展開に本人が一番驚愕しているに違いない。そしてその名を轟かせたのがコナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の謎を解明することを英国大使館から依頼されたことからだった。信じ難い幸運、と思ったアナタ、騙されてはいけない!コナン・ドイル著の真偽、彼は殺人犯だった?李奈に放たれた巨大な悪意、向けられた唸り声の正体、ベストセラー作家の宿命か…仲間ともギスギスした関係に。ホームズは誰のもの?歴史検証と文学研究から騒動に隠された秘密を暴き出す。2025/10/11
ひー坊
21
今回の謎も難しい!各所に散らされていた伏線…やっぱりエンターテイメント作品はこうでないと。いやいや流石に無いだろう…え?無いよね?となるのが松岡圭祐 先生の作品。バイオレンス小説もドキドキして展開が気になるけど謎解きもドキドキして展開が気になる。そして次はどんな謎解きをするのか読み終えてもドキドキして先が気になる!2024/03/20




