文春文庫<br> なんでこうなるの 我が老後2

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文春文庫
なんでこうなるの 我が老後2

  • 著者名:佐藤愛子【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 文藝春秋(2024/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167450038

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内容説明

「よしッ、この家をぶッ壊そう!」古稀を前に、愛着こもる我が家の改築を思い立つ。沈滞鬱鬱たる気分を粉砕せんとするこの心意気を見よ! 日々舞い込む珍妙な登場人物、事件の連続。相手がヘンなのか、呼び寄せるこっちがヘンか。はたまた運命か、宿命か。ああ、なんでこうなる? 娘、孫、犬、鳥たちとともに、世の憂さなど吹き飛ばす!

2024年映画公開の『九十歳。何がめでたい』に連なる、痛快抱腹老後エッセイシリーズ第2弾。
解説・池上永一

※この電子書籍は1998年9月に文藝春秋より刊行された文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

138
佐藤さんの「わが老後」のエッセイの第2集です。前回に引き続いて今度は家を改築することになる話です。湘南の海の見えるマンションに引っ越して犬は預けて、インコは娘にということでここでもかなり笑わせてくれました。改築後は娘夫婦と一緒になり、孫も話に加わってきます。2017/01/17

パフちゃん@かのん変更

58
佐藤愛子さんの『我が老後』シリーズ、第2弾。70歳の時のエッセイ。面白いです。風呂で転んで動けなくなった一件をきっかけに「そうだこの家をぶっ壊そう」ということになる。思い立ったら行動が速い。二匹の飼い犬やインコを預け、海辺のマンションに仮住まい。チビに憑依している狐霊の悪戯の話やたびたび家にかかってくる変な人たちの電話。ほんとに「なんでこうなるの」といったお話。佐藤先生、実にお元気で面白い。ヤケクソといった感じの正直なエッセイ。面白いです。シリーズ全部読んでみたい。2017/04/27

たまきら

11
実家で。大笑いした後みんなで「まだご存命なんだろうか…」すぐにグーグルチェックしましたとさ。2015/11/15

kako

4
面白かった〜!思わず声を出してワハハと笑ってしまう。佐藤愛子さん、昔よく読んでいたけれど久しぶりに手に取ってみた。 うんうんそうそうと共感してしまうこと多数。多分私は佐藤愛子さんの娘さんくらいの歳だけれど、娘さんより愛子さんに共感。 突然尋ねてくる家政婦希望のミナミさんやら、次々におかしな人たちが登場するが、これと言って拒絶もせず受け入れてしまうところが面白い。佐藤愛子さんのエッセイ読むと活力が湧いてくる。2025/07/16

fumikaze

3
70代で家を建て直すとは…私もお金があったなら…金持ちを羨んでも仕方ない。2020/10/30

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