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内容説明
日本中に「武技に優れた者は京都天龍寺境内に集まれ。警察官二千年分の俸給がもらえる可能性がある」という旨が描かれた新聞が張り出された。大金が欲しい嵯峨愁二郎が指定された日時に向かうと、そこには腕に自信がありそうな者が大勢いた。
そして槐(えんじゅ)という人物が現れ、「こどく」という「東海道の7ヵ所を通過するために必要な札を取り合うゲーム」の開幕を告げた。金を欲しがる人間たちによる札の奪い合い、殺し合いが始まった。愁二郎は道中で出会った、「こどく」唯一の少女・双葉と東京を目指すが、続々と化け物たちが現れる!! 圧倒的な腕力ですべを撃ち抜くアイヌの青年、一太刀で何人も殺戮する幕末最強の人斬り。さらに一緒に京八流奥義を学んだ彼の兄弟妹も襲い掛かってくる! 愁二郎は命を守り、札を奪い、デスゲームを勝ち抜けるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
5
★★★2023/12/31
KDS
4
漫画版「イクサガミ」の第三巻。まずは菊臣右京が初登場。イメージ通りのビジュアル。なんとなく沖田総司っぽいと感じるのは自分だけだろうか。愁二郎と双葉は再び響陣と合流して熱田へ到着するが、宿場町での人混みに紛れ双葉が攫われる。攫ったのは愁二郎の義弟・祇園三助だった…!すぐに後を追おうとする愁二郎であったが、そこへ貫地谷無骨が現れ、問答無用で斬りかかってくる。ここは二人を追うのが先と無骨を無視して行こうとするものの、なんと無骨は通行人を斬り捨て愁二郎を脅迫。だがそこへ右京が助太刀に!右京対無骨の決戦が始まった!2023/12/23