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内容説明
生者と死者。
断絶した世界のふたりが、手を伸ばし合う。
切なくて怖くて愛おしくて、心がぐちゃぐちゃにされて、でも読まずにいられない…。
話題騒然! 今いちばん面白い、唯一無二のホラーラブストーリー。
文化祭の舞台上で行われた儀式に応じ、黒青野が出現した。
希美が黒青野との交渉を始め、青野の過去が明らかになる。
母・瞳、弟・鉄平と3人で過ごした、温かくて苦しい日々。
その終わりはあまりに切なくて――…。
最終章「受肉編」、青野が青野たる所以がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
内島菫
11
ボルヘスがいっていたように、不幸は神秘的であり、本書を読むとそれに加えてエネルギッシュであることがわかる。死を含めたもうダメという地点まで、爆発的に狭い道を突き進むエネルギーの消費。2023/12/23
かやは
7
ぬおーずっと重苦しい・・・。本当に自分は何も悪くないと思っているのが哀れだ。我慢しているだけじゃあなにも始まらないんだなあ。それしかやり方知らないって不幸。ただ彼女の姿はもしかして優里ちゃんのもしも、の姿だったりするのかな。2023/11/24
ぴよ(toyoneko)
5
ひどすぎる2023/11/23
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
5
スーパーウルトラやばやば母親エピソードがじっくり丁寧すぎてすっっっっっごい嫌なんだけど読まずにいられねぇ2023/11/22
ぷろちゃ
4
青野くんの家族の話が辛いー。みんなが愛されたい、幸せになりたいはずなのに噛み合っていない。お母さんの鉄平や龍平への言葉も、鉄平や龍平のお母さんへの言葉も読んでて胸が苦しくなる。ずっと気味の悪さ、ぞくぞく感があったけど、最後のシーンで一気に鳥肌が立った。2023/11/25