- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
「こんなに面白い漫画、なんで今まで読んでなかったんだ!」
「切なくて怖くて面白くて、感情をぐちゃぐちゃにされる…」
「ここまで怖い漫画は初めて。夜読んだのを後悔してる」等、
SNSを中心に大ブームを巻き起こす、禁断のホラーラブストーリー第7巻!
四ツ首様の儀式を行ったため、
怪異に襲われ加々智山に追い立てられた子供達ーー大翔、希美、結菜。
3人を助けるため、優里、青野、藤本も山へと向かう。
夜明け前に山を下りなければ四ツ首様の儀式が完成し、子供達は死んでしまうのだが、
謎の行列が現れて大翔と滝壺へ飛び込んでしまう。
彼を追って優里と青野も滝壺に入るが、
そこには二人が同棲しているというあるはずのない未来が広がっていた!
連載時、「こんなに幸せなのに号泣してしまう」「涙が止まらない」
「誰か二人を幸せにしてあげて…!」と読者の心をかき乱した激情の33、34話を収録!
悩み、傷つき、もがきながらも歩み続ける優里と青野…
二人の純愛に胸打たれる四ツ首様編、怒濤のクライマックス!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manamuse
22
1...2...3...11...奴は滝の下にいる!呼び出したのはお前達だ。お前達も飛び込め。滝の中は異世界か?と思ったら、エロ青年マンガの世界だった…笑。まぁ〜無事にこちらに戻ってきた生贄4人。次からは新章『受肉編』に突入。ちなみにsexy zoneの佐藤勝利さんでドラマ化するそうです。絶対見ないが。2021/07/28
内島菫
18
卑屈さではなく、他者への優しさが自分自身にそのままはねかえっていながら、自分のためにならず逆に自身を切り裂く反転は、根本的な自他の距離といった哲学的な地点まで射程を持つ。本作には、自己中心的で他者への配慮がないどころか他者を踏みにじるタイプの人間と、自分を犠牲にしてまで他者を救おうとするタイプの人間が対比される部分があるが、そのどちらも一身に体現している青野くんが象徴するように、二つのタイプはつながっており同じでもある。「四ツ首様編」は本書で終わりだが、それにしてもちょっと長くて中だるみを感じた。2020/09/27
E
8
既刊再読。幾度目かの通し読みです。 とにかくいい!蒸せ香るように増殖していく花と夢を駆ける表現がアート的で秀逸。希美のひい祖母の語る刈谷家の謎、そして青野家の闇が次巻に強く絡みそうで楽しみです。青野母の死から青野くんの死がどう繋がっているのか、蒼太がどうなったのかも謎。この世界のルール的に青野くんが高校生のまま肉体を得て生き返りヒロインとハッピーエンドにはならないだろう。何が終着点で何が幸福なのか。 ホラーと純愛と人間の真理や哲学が頭にズガンとくる。ただ描写が怖くて夜は読めない。明るい内に読むに限る。 2021/05/14
kenitirokikuti
7
勢いでこの第7巻まで購入。いちおう「四ツ首様」の章が終わりとなってるが、サブストーリーがちと長くなったという具合である▲「ホラーラブストーリー」など銘打たれてるが、これも後付けであって、十代の少年少女が異界(死と闇の世界)に足を踏み入れてしまうというファンタジーである。自分は、楳図かずお『わたしは真悟』と「錆びたハサミ」(『神の左手 悪魔の右手』)とを思い浮かべた。まぁ、この楳図の2作は児童の話で、本作は女の性なお話で、愛のための自己犠牲には自己虐待の一面がある、ネグレクトの一種である、という辛いあれが。2021/01/03
おかめの仲間ちゃん
6
好きな人と毎日生活して、愛し合えることがどれだけ特別なのか響く。青野くん、優里ちゃんの言葉の切なさと表情の切なさがとても合っていて、胸が熱くなる、苦しくなる。エロくて純粋な性的交わりが印象的。2021/10/30