内容説明
昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。夏休み真っ只中、俺の前に不審人物（自称父親）が現れた！ 俺を引き取りたいという彼に怒り心頭の母さん。一方、お隣の氷見山さんは元婚約者からやり直そうと迫られていた。うわっ……俺の周り、ドロドロし過ぎ!? なんて思っていたら――
「もう一度だけチャンスをくれる？」
新たな一歩を踏み出そうとする氷見山さんに俺も協力することに。さらに家族旅行に妖怪との遭遇に夏祭りと、混沌の夏休みはまだまだ続きそうで……!?
傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第４巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれ続ける九重雪兎。夏休み真っ只中、彼の前に不審人物（自称父親）凍恋秀偽が現れ、雪兎を引き取りたいと告げる第四弾。身勝手な理由でいなくなった父親の都合のいい主張に怒り心頭の母・桜花と家族三人で立ち上げたマイホーム計画。一方、元婚約者からやり直そうと迫られていた美咲。幼馴染たちだけでなく、友人の母や姉に気に入られたり、事あるごとに無意識にフラグを立てる雪兎には苦笑いでしたけど、いろいろと繋がる縁を上手く活用しながら、美咲のリスタートを応援する展開はなかなか良かったです。2023/11/22
オセロ
23
雪兎を引き取りたいという自称父親が現れたかと思えば、家族旅行村で訪れた旅館でも夏祭りでも雪兎は女難から逃れることは出来ない。そんな中でかつて諦めた夢を再び追いかけようとする氷見山の協力することに…。 雪兎と氷見山さんの切っても切れない過去。そのことを知った雪兎が過去を清算するのがメインなのですが、女性陣の距離感がバグってるし、氷見山さんからのお礼も強烈すぎて羞恥心というものは…ある訳ないか…。そして雪兎に更なる女難の相が近づいているようでもう笑うしかないですね。2023/11/26
leo18
6
巻を追うごとに話の方向性が分からなくなり、同級生ヒロインは脱落し残るのは年上ヒロインばかり。いろいろ横に広がりすぎてそろそろ付いて行けなくなってきたな。2023/12/02
はじめまこと
6
トラ女子には年下ヒロインが少ないとか言ってたら次巻で弩級の強さの年下ヒロイン出てきそうで嬉しい いやぁ相変わらず最高 前巻はとにかく混沌としてましたが今巻は焦点が10個も無くてまとまってますね(？) この主人公がちゃんと成長をしてて嬉しいねぇ 元々不運であること以外は完璧な人間だからこそ人並みに堕ちることが成長になるんですよ 最後見る限りこれは多分父親譲りだし雪人自体多分父親似なんだろうなぁ だからこそ雪人は今も父親のようになる危険性を秘めてるしむしろはるかにヤバくなりうる 2023/11/30
熱東風(あちこち)
4
相変わらず唐突な人物の登場の仕方が散見されるが、話的には面白かった。（雑な感想でゴメンなさい）2023/12/01
