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内容説明
圧倒的スケールと徹底的ディテールで、人と怪獣の繋がりを描くSFドラマ! 連載開始後即X(Twitter)のトレンド入りした話題作、待望の第1巻!
海から突如出現した怪獣と共に起きた大波で、港町・匡波町は被災した。活動を停止した怪獣は、海に溶け魚介類の豊かな栄養素となり、匡波町の経済を潤し、豊穣の神ゲァーチマと呼ばれるようになった。被災者である少女・杜野宮矢子がその出来事を形に遺すべく作ったゲァーチマの人形は、土産物として販売され人気を集めていた。しかし、復興した匡波町に10年ぶりに怪獣が現れ…。怪獣は人類の敵か味方か?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシナーたかはし
19
改めて。「MM9」「平成ガメラ」「ヱヴァンゲリヲン」のオマージュであり返答、ウルトラセブンのカプセル怪獣を思い出した一作。いまだにゲァーチマが敵か味方かわからないところが怖い。これ実写化してほしいし、するなら宮矢子は市川実日子さん一択、竹野内豊さんと斎藤工さんは外せない!2023/12/01
s_s
8
独特で魅力的な設定が目を引く、KENT先生の最新作。前作『カラーレス』よりも異形要素は薄味であるが、むしろメリハリがあって読みやすい。”ゲァーチマ”をはじめとした怪獣のデザインも秀逸で、戦闘描写の迫力もある。ついでに、アクションシーンの見やすさは前作よりも上に感じる。まだまだ始まったばかりだが、最初に『カラーレス』を読んだ時の興奮と期待が、また蘇ってきたかのような、そんな嬉しさを感じながら読むことが出来た。次も買いましょう。。2023/11/25
Fumitaka
5
311を思わせる「被災地」と怪獣という組み合わせは『シン・ゴジラ』的ですが「主人公」でもあるゲァーチマの造形はウルトラシリーズっぽく、そしてKENT先生の斜線とベタの効果を活かした絵柄で描出される怪獣は生彩があっていいですね。「怪獣漫画」を僕はそんなに読めていないんですが怪獣という異形の存在を描くうえで「きれいな絵柄」だとまた違う感じだったんじゃないかと思うんですよ。「絵柄」の力というものを再認識させられます。そしてKENT先生は『カラーレス』の人だったか。前から書店で表紙を見て気になっていたやつです。2024/01/09
乗合自転車
5
怪獣もの。タイムリーな出来事が起こってしまったので複雑な感情が。宮矢子は少々不憫ではあるが、周囲がそれなりに協力的な感じはするのでそこは安心。2024/01/02
niz001
5
これは予想外、そっちか―。妄想が広がる設定なので次巻が楽しみ。2023/12/30