オメガ・メガエラ（９）

著者名：丸木戸マキ【著】

講談社（2023/11発売）

• ISBN：9784065337493

内容説明

オメガバース×身分制度×華麗なる一族の愛憎劇、すれ違いと覚悟の第９巻!!
優れた性とされるαが支配する世界。
Ωの真宮は自らの性をαと偽っていたが、英家を飛び出したαの伊織と番となり、
男児を出産するも、子供と引き離されてしまう。
出生局の研究所に移送された真宮は、そこで犀門と再会するが、彼は英家での記憶をすべて失っていた。
研究所長に協力しながら、かつての”母”の記憶を取り戻そうとする真宮に去来する思いとは――。
いっぽう復讐に燃える伊織は、明兎から真宮の消息を知らされ、
忘れ形見の息子を連れ戻すために奔走する――!!
第37話～第41話を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[空のかなた]

完結前のラストスパートの刊。愛しい相手の生存が分からなくなった、産まれた子供の行く末が乳児院か間引きされたか。ハラハラさせられる。一方で愛しいという気持ちを押し付けるαはΩを守るという言葉のもとに、軟禁する。自分のものにしたい、モノを扱う如くのエゴ。現代にも通じる性差のジレンマが浮き上がる作品。凄い。

2024/05/19

[suisei214]

すごい展開　オメガバースに対してのモヤモヤ感　このご本で理解が進む　次巻で終わりか　戦争に突き進む国　架空の設定なのに他人事じゃない

2023/12/31

[しじま・炎のラニーナchang]

すごい。

2024/08/12

[ak]

思い返せば生徒会選挙らへんからすれ違い続けてる気がする。あと一巻って終わりが見えているのが救い。

2024/07/16

[猫大福]

次巻でラストとのことですがあと1巻で終われる？ホントに？

2024/01/07