オメガ・メガエラ（６）

著者名：丸木戸マキ【著】

講談社（2022/05発売）

• ISBN：9784065275481

内容説明

話題のSF設定オメガバース×身分制度×華麗なる一族の愛憎劇、偽りの性別で生きる真宮が再会したのは……運命の第６巻!!
優れた性とされるαが支配する世界。虐げられる性・Ωの人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた。
Ωであることを隠し、αとして財閥・英家を支える真宮は、家を出ていた伊織と再会を果たす。
姉・麗子の結婚式に出席してほしいと真宮は伝えるが、そこにはある思惑があり……。
αでありながら、Ωも同じ人間だと訴え、社会を変えようとしている伊織と、
Ωでありながら、αのフリをし、社会で必死にのし上がろうとする真宮。
性による差別と支配、弾圧と抵抗を描いた骨太の物語がスケールアップ！
第21話～第25話を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[嵩実]

面白かった！ますます状況は悪化する一方の英家と追い詰められる真宮だけれど、あの手この手で生き延びようとする姿が、たくましいやら頼もしいやら危なっかしいやら。ここまでハラハラされる物語って久々かも！あとオメガバースという設定で、ここまで女性キャラがキーマンになっていて、魅力的に描かれる作品ってのも、初めてじゃないかなぁ…。それでいて、十分BL的にも盛り上がってきた。でも礼子とリリィの関係も、間宮と伊織以上にみんな気になってると思うよ！そして、物語を盛り上げるためのクソ社会設定のうまさよ。

2022/05/21

[悠遠]

特に大きな動きはないが真宮のピンチ回。頼りにしていた娼婦が労働所に行くことになり、抑制剤の供給の危機。αだけが入れる会の恐ろしい実態と法の歪さ。救いなんてない…と思わせるような暗い絶望の中。とうとう真宮が誘発されて…で次巻。

2022/12/03

[suisei214]

最初は流行りのオメガバースモノかなと思って手にとっていたけど　スケールが拡大していて面白くなってきた　ここまで外見の美や能力で差がないならβとαの差は子作りだけ？お話の着地点を見届けさせてほしい

2022/06/12

[l]

献胎とかいうものが 胸糞が悪すぎる。しかし非人道的なことをするのは人間だから、人間らしさって一体‥。またラスト面白いとこで終わったな笑。伊織ちゃんと番になってしまえば良いのに って思うけど。続きが気になる。

2022/05/29

[ノン]

OH MY GOD!OH MY GOD!OH MY GOD!OH MY GOD!というかんじ

2022/07/30