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内容説明
動物たちの感情を紡ぐ法獣医学ミステリー!
大学生として法獣医学を学ぶ当麻は、
信頼できる友人たちと共に日常を過ごす。
人と動物の、静かに熱い感情を伴って――
今巻で描かれるのは、
ノライヌ、ニワトリ、フン(?)、ウシ、シマエナガ――
動物の生き方と死に方と、その向き合い方。
当麻の懸命な思いが真実を紡ぐ法獣医学ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
25
他の方も書いてらしたが、掛け値なしに良い本。ノライヌの話には、飼い主への純粋な気持ちに打たれてしまった。アフガンハウンドが、全て見通していて、でも黙っていて(勿論だけど)、誰かがわかっていてくれることって幸せなことなんだなと思う。どのページも動物たちの眼差しに心打たれる。シマエナガの一生が追えるのも良かった。牛達に親和性があるのは知らなかった。勉強になる。2024/02/08
ミキ
5
大学生になってからすごい面白くなったな。ちゃんと大学で活動できるし、他の先生や生徒が出てくるのもいい。2023/12/29
かなっち
5
動物たちの感情を紡ぐ法獣医学ミステリー、第6巻。今巻も動物の生き方と死に方に真摯に向き合う、獣医学生に胸を熱くさせられました。登場するのは飼い主を亡くして彷徨っていた犬や学校から引き取った鶏、輸入禁止のウォンバットの糞に牛の出産…と興味深くて面白かったですね。中でも、最後のシマエナガのエピソードが、優しい気持ちになれて一番印象に残りました。シマエナガって某有名漫画の主人公に食べられる鳥ですが、この作品では骨折を治されるのです。それから5年後の剥製との再会で、寿命を全うできたことを知り…ホッコリしました。2023/11/23
毎日が日曜日
5
★★★+2023/11/20
れい
4
【図書館】動物のことになると、どうも私は涙腺が緩くなる。同じ体験でも複数関わることによって、違う見方、自分の一番良い活かし方があって、それぞれが良い働きをする。そういうのって理想。しかし、すべてを記憶する力というのは、その時感じた自分の感情やそこから派生する思考までも全て覚えているものだろうか。感情や思考が優先されると事実とは異なって覚えてしまう(思い込んでしまう)ことも有るんじゃなかろうかと考えた。2023/12/11