内容説明
新任教師が悩みがちな叱る指導、子どもとの信頼関係がしっかりと育める指導の基礎・基本が分かりやすく学べる本。勘違いや陥りやすい状況など新任の先生が抱える悩みに寄り添いながら、叱ることが苦手というだけではなく、罪悪感を抱いてしまったり、ただほめればいいなどと勘違いをしている新任教師でも、自信をもってキッパリと子どもにちゃんと伝わる指導、また、子どもも納得し、成長につながっていく指導の具体的な方法を紹介。
目次
はじめに
子どもが動く叱り方の基本ルール7
CHAPTER1 まずはここを押さえる! 叱り方の基礎・基本
1 子どもの心に届く叱り方とは
2 叱りは教師と子どもによる「対話」
3 子どもを「見る」
4 子どもにとっては叱られるも怒られるも同じこと
5 「叱りの基準」は絶対にブレさせない
6 期待値を低めに設定する
7 子どもの行動変容を促す
8 子どもに「未来」を見せる
9 叱られていない子の様子も観察する
10 学級環境は教師がコントロール
COLUMN1 子どもに嫌われたくないという恐怖感
CHAPTER2 自信をつけるカギはここ! 叱りの土台づくり
1 先恕後教
2 日々のささやかなことから信頼関係を築く
3 本気の叱りなら子どもの心は離れない
4 叱る前に必須の「準備」
5 「ほめる」を交えて信頼感アップ
6 ときに甘えさえて安心感を抱かせる
7 「自分だけ」という特別感をもたせる
8 期待や目的を共有する
9 叱ることは、ほめること
10 叱らなくてもすむ学級環境づくりの工夫
COLUMN2 躊躇・慎重は叱るタイミングを逃す
CHAPTER3 ちゃんと伝わる! 学校生活場面の叱り方
1 時間にルーズな子ども
2 教師の指示に従わない子ども
3 挨拶や返事ができない子ども
4 乱暴な言葉をつかう子ども
5 すぐ教師に反抗する子ども
6 ルールを守らない子ども
7 嘘をつく子ども
8 忘れ物の多い子ども
9 学校の物をよく壊す子ども
10 当番や係をサボる子ども
COLUMN3 傷つけてはいけないという気づかい
CHAPTER4 落ち着き・集中を引き出す! 授業場面の叱り方
1 授業が始まっても席につかない子ども
2 おしゃべりが多い子ども
3 授業準備をいつもしていない子ども
4 立ち歩く子ども
5 挙手や発言ができない子ども
6 友だちの間違いをからかう子ども
7 姿勢をくずしたり、手遊びする子ども
8 授業をかき回す子ども
9 いつもやる気がない子ども
10 宿題をやってこない子ども
COLUMN4 事なかれ主義が事を重大化させる
CHAPTER5 子どもも納得! 友だち関係の叱り方
1 自己中心的な子ども
2 特定のグループの子としか交流しない子ども
3 集団行動を嫌がる子ども
4 友だちの持ち物にいたずらをする子ども
5 悪口や陰口を言う子ども
6 勉強や運動が苦手な子をバカにする子ども
7 仲間外しをする子ども
8 友だちにすぐ暴力をふるう子ども
9 力関係で弱い子に威圧的に振る舞う子ども
10 SNSで友だちに嫌がらせをする子ども
おわりに
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