小学館文庫キャラブン!<br> 後宮の巫女は妃にならない 美しさは罪ですか?

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小学館文庫キャラブン!
後宮の巫女は妃にならない 美しさは罪ですか?

  • 著者名:貴嶋啓【著】/毛玉呂【イラスト】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 小学館(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784094073126

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内容説明

熱烈求婚してくる皇太子をかわし事件解決!

「君には僕の妃になるって以外に選択肢はないんだし」
「勝手に他人の人生を決めないでくださいー」
 いにしえの時代、神や死者とも通じる不思議な能力を持った巫女は、その力をもって王の治世を補佐したと言われる。しかしそんな巫女も今では禁忌の存在とみなされ、国内に巫女の血を継ぐ者はごくわずかになってしまった。
 祖母のスパルタ巫女教育で、その「禁忌の巫女」となった螢那(ただし本人は「ただちょっと死霊が見えるだけの普通の人」だと主張)は、ある日、皇太子・侑彗にさらわれ、強引に後宮に入れられてしまう。
「王朝にかけられた呪いを解き、世継ぎ問題を解決できるのは巫女だけ」という予言を信じる侑彗は、螢那こそがすべてを解決する女神とばかりに熱心に口説いてくるが、妃になんかなれたくない螢那は常にスルー。そんな中、また後宮内で事件が勃発。なんと薪小屋で桂花という宮女が死んでいたというのだ。小屋には中からつっかい棒がされていて、外から侵入するのは難しい。しかし遺体は傷だらけで、しかも全裸だったというのだ。果たしてこれは自殺か殺人か? 後宮に動揺が広がる中、今回もなぜか飄々と螢那が事件解決にのりだすことに!? シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
禁忌の巫女が王朝の呪いを解くという予言を信じて、熱心に口説いてくる皇太子・侑彗。それを妃になれたくない螢那がスルーしているうちにまた後宮内で事件が勃発する第二弾。外から侵入するのは難しい状況で薪小屋で死んでいた宮女は果たして自殺なのか他殺なのか。皇后に命じられた気鬱の乳母の世話、妃嬪が使う美人の薬の真相、露台から転落死した侍女と北苑の呪い、そして24年前の事件の真相。否が応でも巻き込まれてゆく一連の事件には何とも皮肉な結末が待っていましたけど、ピンチには駆けつけてくれる侑彗との今後も気になるところですね。2024/01/12

TAMA

10
皇子、なんだか気持ち悪いしつこさ。エロトマニアっていうらしい無駄にポジティブな思考。巫女が本気で嫌じゃないからまだマシな扱いですが、ちょっとゾッ。それはそれとして、お話の中に流れてる、基本「呪いはない、それは思い込み」が底の方にあってその揺るがなさがとても好き、でも死霊は見えるからそれを踏まえる確信、そこもよいと思う。人が信念もってする犯罪が怖い、こういうの「宗教」と個人的に呼んでいます。2024/04/08

色素薄い系

3
何度口説いても諦めない侑彗のメンタル強いな。全部都合のいいように解釈するキャラはまぁ厄介ですよね。とはいえ螢那にも心境の変化がありそうで…事件の黒幕が実はもっと前から暗躍していた事を知り、その真実をどう処理していいのか分からず悩む事に。そしてこれが次回以降も影響するのかな?あと姿を消した女官もどこに行ったのか気になりますね。2024/01/25

早帆ママ

0
また1人変態が増えた(拷問が好きそうな)。まだ続きそうだな。頑張れ螢那!2023/12/01

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