芳文社コミックス 村祀り １８巻

著者名：山口譲司【画】/木口銀【原案協力】

芳文社（2023/11発売）

• ISBN：9784832203402

内容説明

愛人が菰良村に呼び寄せた瑠奈は、鈴花の策略によって弟の仁志を殺され、村に閉じ込められてしまう。一方、空木の秘密を知った愛人は、自身が仕掛けたゲームを支配するため、罠を仕掛けた祭りを開いて…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[karatte]

まだまだ続くよ阿鼻獄の村編、と思いきやラストでハイ回想おしまい〜みたいな描写が。えっこれで終わり？　散々引っ張っておいてこんな尻切れトンボな結末あり？？　いや、まあ愛人の人心掌握術は充分判ったし、終わってくれるのは大変ありがたいんだけど。何はともあれ、空木さん＝ババァのタフさが印象深かった。「この程度の"毒"でオレの自由を奪えると思ってかェ！？」常人の三倍以上の麻痺毒が効かないって、そりゃあさしもの愛人も化け物呼ばわりするわな。あと「ババァの秘術だよ！」も良かった。次はいよいよ新章か。

2023/11/23