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内容説明
海土路愛人の母・鈴花は、黒仏を奉る烏頭家に囚われた愛人を取り戻すため、三神に協力を仰ぐ。源造殺害後の菰良村で鈴花は、息子の愛人と灰人の全てを独り占めするため、異様な母性を強めていき…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
14
三神の出番なし。ほぼ過去編。暴虐の化身ではあったが村の活力の源だった海土路源造の死後、急速に衰えていく菰良村。新たに現れた鬼子母神の如き"母神"鈴花は、息子二人の監視のため実家よりお手伝いの老婆・空木を呼び寄せる。村を去った瑠奈への慕情を捨てきれない兄・灰人に、愛人は"愛執に塗れた悲劇"の到来を予感する。愛人にすら気配を読ませぬ空木と、その空木をして「底知れぬ」と言わしめる愛人。"手に収まらない"愛人はさて置き、幼少より何一つ手に入れられなかった鈴花にとって、灰人はかけがえのない所有物だった……。2022/11/05
毎日が日曜日
3
★★★2022/10/15
KUU
1
過去編長いな……。 しかし、すっかりヒロインのメガネ無し姿も見慣れた気がする2022/11/06