ビッグコミックススペシャル<br> 劇光仮面(4)

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ビッグコミックススペシャル
劇光仮面(4)

  • 著者名:山口貴由【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 小学館(2023/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098626373

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内容説明

怪異、続々発生!今、ヒーローが問われる!

“あれ”に変身した藍羽(あいば)ユヒトの謎を追う実相寺(じっそうじ)たち。他方、各地では怪死、集団失踪などの事件が発生していた。

「災害」ならばレスキュー隊。「犯罪」ならば警察が対処する。だが、災害でも犯罪でもない、誰も信じてくれない「怪異」は誰が対処するのか。それこそ自分が立ち向かうものではないか、ヒーローとしてーー。

怪異に迫る実相寺たちの前に現れたのはーー!?

「このマンガがすごい!2023」オトコ編5位!「マンガ大賞2023」9位ランクインの超話題作!

『寄生獣』『ヒストリエ』の岩明均氏、絶賛!
「一見、日常かと思わせる中の、殺気と凄味が魅力。で、物語のその先は、見当もつかない。もう!魅力。」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

20
不穏が具体化し、その姿を現わす。「誰かにはめられた仮面は“檻”だけど、自分で選んだ仮面は“砦”」特撮ヒーロー「ハチカズキダブルオー」の主題歌の一節。あるいは、実相寺のモノローグ。「この世界には時折 怪異が発生している。でもそれは大衆受けする事件に上書きされ、解決しないまま記憶の彼方に押しやられてしまう」人がそうであるように、社会もまた仮面を被る。そして人を、世間を偽るため、人間の皮という仮面を被る者が登場する。この逆説よ。逆説で言えば、実相寺達もまた、逆説の産物だ。(つづく)2023/11/18

コリエル

10
怪人という劇しい光に触れた特技研の面々が、少しずつ東京に集い動き始める。追い求めていたものと遭遇したとき、実相寺の心はどのように動くのかというところが気になるが、その答えが出る前に死地を乗り越えないとな。2023/10/30

ぷほは

7
どんな鳥も、想像力より高くは飛べない。どんなCGも、現実の特撮より生々しくはならない。どんなAIも、生身の人間の愚かさには到達できない。そこには劇しさが足りない。劇しさとは、自己超越ということだ。「ない」ものを「ある」よう魅せかける業の中に、日常生活の中で非日常に備え続ける姿勢の中に、「リアルである」ことよりも「リアルになりにいく」ことの尊さの中に、常におのれを越えていこうとするドラマがある。そのドラマにも、歴史がある。歴史の中に、読者がいる。読者が目にするものの中に、劇画がある。劇画の中に、感動がある。2023/10/31

プロムナード

6
「変身」と呼んで過言ではない。などというナレーションがそもそも狂気じみていて素晴らしすぎる。ついに「本番」が始まったという声も多いが、劇光仮面は「非常時のヒーローとは平時の狂人である」という話であって、1巻からずっと「本番」だと理解しています。2023/11/12

北白川にゃんこ

4
これが 本物か。2024/01/11

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