熱い都市 冷たい都市・増補版

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熱い都市 冷たい都市・増補版

  • 著者名:若林幹夫
  • 価格 ¥4,400(本体¥4,000)
  • 青弓社(2023/09発売)
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  • ISBN:9784787233530

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内容説明

古代アフリカの王国、『記』『紀』の日本の都、中国の都城、中世ヨーロッパの都市、近世都市としての江戸、アメリカの近代都市など、時間と空間を超えて都市のありようを捉え、哲学・思想を縦横に用い、人々の行為や経験が蓄積する場としての社会性を描き出す。

目次

第1部 熱い都市 冷たい都市

まえがき

序章 都市という不在
 1 問題
 2 都市の概念
 3 比較都市論
 4 都市論としての近・現代社会論
 5 基準としての都市/例外としての都市
 6 視点と方法
 7 本書の構成

第1章 二次的定住
 1 〈中心〉と〈境界〉
 2 二次的定住

第2章 都市という社会
 1 氏族の空間と国家の空間
 2 都の空間と町の空間
 3 夢と覚醒

第3章 熱い都市 冷たい都市
 1 冷たい都市
 2 熱い都市:1
 3 熱い都市:2

結章 都市と社会
 1 問いと答え
 2 永遠の都市
 3 近代都市
 4 都市の発見 社会の発見
 5 都市の理論と社会の理論
 6 都市としての現在

あとがき

第2部 都市・空間・身体――都市の社会学の可能性

第1章 都市がなぜ社会学にとって問題となるのか?
 1 都市社会学と都市論の風景――「シカゴ学派」と「新都市社会学派」
 2 都市が「社会」として発見される――「都市とは社会的実験室である」
 3 都市はなぜ都市であるのか?――マックス・ヴェーバーの『都市の類型学』
 4 都市的問題の発生――冷たい都市と熱い都市

第2章 「社会的」空間考
 1 「社会的」空間論
 2 「空間」としての社会
 3 現象学的空間像
 4 地図と伝達
 5 空間像と社会的協働連関

第3章 二十世紀の都市と身体――荒野と機械の間
 1 都市の二十世紀
 2 大都市化と二重の感受性
 3 モデルとしての計画
 4 遍在するユートピアと機械―身体協働系
 5 荒野=機械としての都市

初出一覧
増補版あとがき

解題 当たり前であることの〈謎〉 南 泰裕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまうま

0
「「社会的」空間考」が思考を刺激してくれた。そうだ、空間について考えたいんだ。2020/07/13

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