ひらばのひと（４）

著者名：久世番子【著】

講談社（2023/08発売）

• ISBN：9784065326190

内容説明

独特の節で読む軍記物の勇壮な場面を、講談で「修羅場〈ひらば〉」と呼ぶーー。

性格に問題がある先輩落語家・赤丸〈あかまる〉と、バチバチの二人会を開くハメになった泉太郎。落語の「笑い」に対抗するため、泉太郎が選んだ秘策は異常事態を呼ぶ！　大好評を博した泉花夫婦のちょっといい話「徂徠豆腐〈そらいどうふ〉」も収録。神田伯山全面協力、絶好調の世界初「講談師」漫画！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[oldman獺祭魚翁]

はい、読みました。　番子姉さん、かなり乗って来ていますね。燃えたと言われる音羽亭（恐らく潰れた本牧亭がモデル）の伝説。先輩前座落語家との対決二人会。さぁさぁこれからどうなる？　「講釈師、見てきた様な嘘を言い」　もう少し乗せられてっ見ようかな？

2023/09/06

[毎日が日曜日]

★★★+

2023/12/31

[YS-56]

切り替えるのも大事か。難しいですが、良い気付きを得ましたね。

2023/09/01

[きょん]

音羽亭のエピソードが気になるけど、嫌いな先輩落語家との勉強会で何よりも大事なのはお客さんを楽しませることだと気づく泉太郎の講談師としての成長が微笑ましい。

2023/08/27

[Mr.deep]

本気のぶつかり合いの果てに、赤丸兄さんといい関係になれてるのに萌えた。講談ネタは「徂徠豆腐」と「陽明門の間違い」が気になったんで今度読んでみよう

2023/09/02