内容説明
ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。
各国を跨ぐ贋金騒動が決着し、リーシェから改めて婚姻の誓いを立てて、二人の関係も一歩前進。
婚姻の儀も迫るなか、二人は揃って歌劇場を訪れるが、幕が開いた直後に歌劇の主役である歌姫・シルヴィアが倒れてしまう。リーシェのスキルで救護活動を終えたところ、元婚約者のディートリヒがその場に現れ……!?
一方、リーシェの新しい友人となったシルヴィアは、とある騎士に恋をする。その人物は、未来のアルノルトが重用した騎士・グートハイルだった。アルノルトへの気持ちの置き所がわからないリーシェにとって、シルヴィアから聞く恋の話はとても新鮮で――。
婚儀でのキスを意識してしまうリーシェを、アルノルトはこれまで以上に甘やかしてくる。さらに誕生日のおねだりを言い付けられて悩んでいたら、ついに恐ろしい現皇帝との邂逅で大ピンチ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
30
発売日が2099年表記だったときは、流石に生きてないよ…と絶望しましたが、無事に発売されて良かった。リーシェがアルノルドに恋心を自覚したからか、糖度ましまし。アルノルドも甘やかしてるし。ただ甘やかすだけじゃなく、彼女の意思も尊重するから余計に甘く感じる。何で未来で戦争に発展したのか、のヒントになりそうなものはまだ見つからないけど、知らず知らずのうちに芽を摘んでいってるってことかな。2023/10/31
すがはら
20
甘いぞー。これでまだデレ度6って、底なしなのかアルノルト!既にニヤけ過ぎて苦しいのに、1行も息継ぎなしには読めなくなってしまいますよ。そして、リーシェのデレ度はどの位でしょうか。今までは無自覚に直球の口説き文句を繰り出してきましたが、自覚したら逆に大人しくなるタイプなのか更にグイグイ行くタイプなのか。元婚約者の再登場は鬱陶しくて嫌だと思ったけど、割り込んできた現婚約者のマリー共々クズなだけじゃなかったと分かって良かった。アルノルトの父とは分かり合える部分があるのでしょうか。ともかく、先が長そう。2023/10/09
尚侍
9
とっても面白かった。正直中盤まではリーシェとアルノルトのバカップル描写が続き、前回から間が開いたこともあってこんな話だったっけと思いながら読んでいたのですが、後半に入ってからは一気に物語が締まりましたね。今回は特にリーシェがこれまでのループ人生の中で得てきた経験が生きた印象で、その後のハッピーエンド的な展開も相まって本作の面白さを再確認できた感じでした。アニメ化ということで作者のペースが乱されないかが心配なところですが、今回はかなり待たされたので次はもう少し早めに続きが読みたいです。2023/11/22
いくら丼
9
アニメ化おめでとうございます。最近は新作含め、とてもWeb更新が勢いづいていらっしゃり、毎日たくさん読んで逆にそわそわ→一冊読書。相変わらず、リーシェの各方面に跨る有能っぷりが、今巻でも日常に溶け込んでいる。東屋でのやり取りが一番印象的で、何気ない会話に有能さが滲み出る。最強主人公が華やかに活躍して、パワフルに事件を解決するのも格好良いが、何気ないところで滲み出るとなると数段難しい。作者様がキャラクターをしっかり掌握していてこそと思う。こういう有能主人公を見ると、日常の積み重ねを大事にしようと思うのです。2023/09/12
hisa_NAO
9
無事の刊行ハラショ! 2022/06/30、7/25発売での予約も始まっていたのに突然の発売延期から1年。制作上の都合とのことだったけど。数多ある打ち切り作品にまた新たなる1冊が加わったかーと諦めてたよ。 遂にというか漸くというか。ヒロイン、ヒーローへの恋心を自覚。今後の甘々展開の加速が期待される所で、さあ次巻。次は延期するなよ?2023/09/08
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