オーバーラップノベルスf<br> ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 3

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オーバーラップノベルスf
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 3

  • ISBN:9784865549447

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内容説明

ループ7回目の人生が始まり、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。コヨル国との技術提携の話も進み、二人の距離は縮まった。
そんな中、ある目的から聖王国ドマナの大神殿へ向かうことになったリーシェたち。
未来のアルノルトが焼き払う神殿には、侍女人生で仕えた幼き令嬢ミリアが訪れていた。
ミリアがリーシェだけに懐く中、司教は「アルノルト・ハインと結婚してはなりません」と意味深な警告をしてくる始末。
アルノルトも教団に敵意がある様子で……?
「『教団の人間は、妻に一切近寄ることのないように』と命じていたはずだが?」
一方リーシェは、アルノルトからお仕置きのキスをされそうになったり、悪妻の演技をしたりと大わらわ。さらに、他人を呪う力があると自称するミリアの周囲で不穏な事件が巻き起こり――。
そしてついに、謎多きアルノルトが抱える過去の一端が明らかに……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星野流人

29
今回は侍女人生の時に関わった人たちとの今生での縁を結んでいくエピソード。かつてのリーシェの主であり、巫女代理を務めることとなるミリアを中心に、様々な陰謀が渦巻いていてとてもおもしろかったです。リーシェの過去の周回の経験がこの巻でもしっかりと生きていて、読んでいてとても楽しい。リーシェそんなこともしてたんかい、という。そしてなんといっても、巻を増すごとにアルノルトのデレが表層化してきてとても良かったです。レオの勘違いを受けて、笑うのを我慢してるシーンがお気に入りでした。2024/04/09

陸抗

22
今回は、リーシェが侍女をしていた時のお嬢様、ミリアを取り巻く事情が明かされる。大神殿内で渦巻く陰謀と、アルノルトの抱える過去が複雑に絡み合い、改めてよく無事に解決したなと。リーシェの7回のループは、どれも必要な出会いとスキルを備えるためだったのかもしれない。今回明かされた猟師をした過去も、今回だけじゃなく次にも生かされそう。アルノルトのデレが今の段階で10段階中の4なら、10になったときどんな風になるかも楽しみ。2021/06/28

こも 零細企業営業

19
侍女をしていた時にお仕えしていたお嬢様が登場。彼女の血筋には秘密があった。約20年前に事故で亡くなった巫女の妹の娘だったらしく、彼女は巫女としての資格があった。それが表沙汰になる前に彼女を暗殺しようと暗躍する者達が、、でも、お嬢様はコレが自身の特殊能力の呪いだと思い込んでいた。実際、前の人生で彼女がお仕えした時は、お嬢様の父は足を引きずっており。陰でお嬢様を護衛していた元孤児は片目を潰して身体中に怪我の痕があった。2024/03/13

すがはら

19
アルノルト殿下、最高です!いかにもツンデレを思わせるキャラなのに、只のデレデレじゃないですか。どうしてリーシェに対してこんなに素直になれてるのか不思議なくらいだけど。でも良いです、もっと行っちゃって下さい!リーシェも過去の知り合いばかりに目を向けずにアルノルトと協力出来て、一気にあうんの呼吸のパートナーになったのは嬉しい。結婚しても手は出さないと言われて、素で何かガッカリって反応が出るリーシェ可愛いなぁ。ちょっと惚れたよ。少しだけ謎が明かされて見えてきた部分もありますが、皇帝の登場はいつなのか。2021/08/16

いくら丼

15
侍女編です。4度目の人生でお世話したお嬢様と……でも、6度目の知り合いも救ったり、2度目や5度目の技術が超大活躍したり。リーシェの活躍が、どんどん際立ってきますね。ただ、まあ、Webで何巡かしているので、そろそろ感想が枯渇しています(( あれだな、私も、みんながつまらないと苦痛にさらされる時間が楽しくてたまらない、そんな深い教養と経験と視野を手に入れるべく、もっと頑張るぞ。無理はしないけど。うん、無理は……重々、避けるけど……頑張るぞ。2022/10/17

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