８月３１日のロングサマー（１）

著者名：伊藤一角【著】

講談社（2023/08発売）

• ISBN：9784065326688

内容説明

何度も繰り返す8月31日の中で出会った高校生の二人・鈴木くんと高木さん。
記憶を繰り越せるのは二人だけ。
タイムループの原因として考えられるのは、鈴木くんが夏休みにやり残した、男子最大の目標…。
恋と真っ向から対峙する、青春タイムループコメディ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山口透析鉄]

これもBookLiveの期間限定版で冒頭50ページほど試し読みしました。 この作品、無償版Dモーニングでチラ見はしています。題名通り、夏休みの最終日である8/31が繰り返されているようです。 主人公も男子校にいるようで、私もそうだったので共感する部分もありますが、高木さんから見てもキモいとはなるでしょう、残念ですが。 (高木さん、というとあのからかい上手な女の子を連想します^ ^) これ、どうなるんでしょうね⁇

2023/10/10

[akihiko810/アカウント移行中]

タイムループで延々と繰り返される8月31日にとらわれた鈴木くん。同じくとらわれた高木さんと知り合い徐々に惹かれていくが…。　青春タイムループコメディ。タイムループの原因を、「鈴木君が夏休みにやり残したことがあるから」と推定し、ふたりでやり残したことをやる、というお話。うっすらとダサく、きもい鈴木君がふとみせる真摯な姿が愛おしい。　ふたりがどこまで恋人になるのか、みものだ。

2025/01/15

[ぷほは]

タイムループものと夏休みという千回こすられたテーマなので、てっきり短編集か何かと思っていたが、なんと続き物。どう考えても出オチにしかならん、ヒロインの可愛さで引っ張るだけなら微妙。。と思っていたのだが、だんだん妙な展開になってくる。別に男子高校生なんて普通にみんなキモイはずなのだが、どうもこの子の怖さはそこではない。特異な状況だからではなく特異なキャラクターなのだと読者に分からせる手際にわざとらしさがないのが独特のバランス感覚。ループの謎などそっちのけにできるストーリーテリングの上手さとでもいおうか。

2023/08/28

[かなっち]

何度も同じ日を繰り返す高校生男女の、恋と真っ向から対峙する青春タイムループコメディ第1巻。朝になるとなぜか同じ8月31日を迎えるのですが、記憶を繰り越せるのは二人だけです。理由は全く分かりませんが、同じ1日を過ごす内に徐々に距離が縮まっていく過程がキュンとなりました。一話一話の全てが8月31日なので、確かに題名通りのロングサマーですね。彼の片思いは成就するのか、そしてタイムループはいつか終わるのでしょうか。色々気になるので、次巻からの有料版も読もうと思ってます。

2024/06/12

[nas]

良い。8月31日を繰り返す高校生2人のラブコメ。英語だとほぼ同じ設定のパームスプリングスが好きだったけど良いなこれは。キャラが良い、2巻も楽しみだわ

2023/09/09