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内容説明
あたし奈央。バドミントンが大好きな6年生!
最大の敵・千里と、シングルスで真っ向勝負の大熱戦に!?
その試合を観たことりちゃんが、
「二人で、ダブルスの日本一をめざそうよ!」って言ってくれたんだ。
小学生最後の大会「全小」は、負けたらそこで終わり。
ぜったい優勝してみせる!
――なのに、まさかのライバルがあらわれて、予選突破が大ピンチ!?
勝利のカギは、超難題(!?)なペアの新技を完成させること!
大会直前の合宿でチャレンジしようと決めたけど、数日しかないのに問題やまづみで……!
波乱だらけの夏休み、最強のきずなで乗りこえろ!
クチコミで人気急上昇中!
一歩をふみ出す勇気をもらえる、つばさ文庫小説賞《金賞》受賞作・3巻め!【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
半熟タマゴ
10
元・ペアの千里とのシングルでの試合を通していつか勝ちたいという気持ちをさらに強くした奈央。2人の戦いを観ていたことりが試合後に今の自分の思いを奈央へと伝え、ペアの絆が深まるがまさかの強敵が立ちはだかる…。強くなるにはどうしたらいいか自分たちで考えて一緒に困難を乗り越えることのできた奈央とことり。これからますます二人は強くなっていくと確信できるあつい展開でしたね。次巻もとっても楽しみです!2023/08/14
色素薄い系
4
着実にペアとしての絆が育まれていっているのが見えるのが良い。今回は新しい戦略として前衛後衛を入れ替える事にしてその練習をするけどその提案をしたのがことりというのがポイントかな、と。最初の頃のことりだったら自分が意見するなんてってきっと思っていただろうからより強くなる為にはどうしたら良いのかを言えるまでになったのは成長だと思う。千里のペアのクラーラもまだ実力を見せていないのでこれからも楽しみです。2023/09/26
Theodore
0
シリーズ第3作。宿命のライバルと敵として初対決…お約束通りの敗退。その上格下として見ていたペアにも敗れ去り散々な状態……と、このあたりはスポーツものの序盤の流れを踏襲しており物語としては良い感じのだが、問題は次が最終巻らしいということ。話も県大会を終えたばかりで終わってるし、次の1冊で拡げた風呂敷を畳みきるなんて絶対無理だと思うのだが……4巻目でどのようなエンディングを迎えるのか、機会があったら追っていきたい。2024/04/08
読書太郎
0
つばさ文庫をいくつか読むようになって思う、なぜこんなに読みやすいのか。児童文学というくくりだけでは説明しきれない何かを感じる。作家の力量もそうなんだろうけど、他の作品も抜群に読みやすい作品が多いってことは編集さんがスゴいのか。ほかのレーベルは手をつけてないから分からないんだよな。◆今巻は物語当初から目標としていた最大のライバルと早々にマッチメイクすることになってビックリした。もうちょっとかかるのかと思ってたけど、次巻でラストみたいなのでそれが理由かな?当然負けるわけだけど、それを受けての次回が楽しみだ。2024/01/10