内容説明
悠永城の後宮は炎に包まれ燃え落ちた。
嵐静を支配し続けた皇后・栄凜はすでに亡く、その一粒種の智玄が皇帝となる。
そんな中、瀕死の重傷を負った嵐静を救い出した翔啓だったが、
深く傷ついた友は、治療後も昏々と眠ったまま目を覚まさない。
しかも嵐静は、先代皇帝暗殺犯として追われる身で……。
国を揺るがす大事件がふたりを引き離す。
友情を超えた熱い想いは、ついに最高の結末を迎えようと――!
「 私と一緒に来るか 」
押し寄せる驚愕の真実、そして怒涛の感動!
中華風後宮ファンタジー第3弾、ついに完結!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
11
シリーズ最終巻。 重症を負い、昏睡状態になってしまう嵐静と、嵐静が目を覚ますことを祈る翔啓。 途中まではしんどい展開が続きますが、終盤はほのぼのした雰囲気もあって、読後感も爽やかでした。 2人がこれからも、仲良く生きていけますように……。2023/09/21
たるぱ
1
なんだろう…。途中までは気にならなかったのにどんどんグダグダに…。良くない企みをした人の結末は分かるとしても青年2人に特別何をさせたかったのか盛り上がりが無かった気がする。炎王とのネーミングといい私の理解力が及ばないだけだろうか…...🤔?? カバーイラストは全巻とても綺麗だったという印象だけが残って完結💦2023/09/18